Re: 電波の型式について ( No.1 ) |
- 日時: 2004/02/11 22:56
- 名前: HIDE
- まささん、初めまして。 HIDEです。
アップされてしばらく立ちますが、コメントがないので、 正確さに欠けるかもしれませんが。 私の解釈を紹介します。 不適切なところがあれば、どなたか指摘の上、補足/訂正等して いただけると私の理解も深まりますので、よろしくお願いします。
まず順序が逆になりますが、RTTYの方から説明します。 RTTY(FSK、AFSK)の電波形式は以前の表記ですとF1でした。 送信機での変調のさせ方というよりも信号を送り出して後、 空に飛び交う電波(空間波)を見たときには、RTTYはマーク/スペース で周波数をシフトさせた搬送波に見えます。 可聴周波数を使用 しない電信と考えて、F1になります。 (RTTYは一般にモールスコードではないため、聴覚受信されません。)
新しい表記でも同様に考えて、1文字目は周波数変調でF、 2文字目は、搬送波のみで副搬送波を使用していないので1。 3文字目は一般にRTTYはモールス符号ではなく機器等でデコード されるのでB、すなわちF1Bとなります。
PSK31も同様に、 信号を送っている時はPSK変調で、モールス以外のコードで なので1文字目はG。 2文字目は、搬送波のみで副搬送波を使用していないので1。 3文字目は、一般にPSK31はモールス符号ではなく機器等でデコード されるのでB、すなわちG1Bとなります。
もしRTTYやPSK31をモールスコードで送り出すと、両方とも A1Aになるとのことです。 モールスコードなので4アマには 免許されないとのことです。
また、3文字目のデータ通信の定義ですが、従来のデータ通信は BとDの記号に分類される用です。 ここで、電信(自動受信)扱い とBと、データ扱いのDの違いは、いくつかの観点から区別 される必要があるようですが、私は簡単にデータパケットで 扱われるものをDと考えてよいのでは無いかと思っています。 いかがでしょうか。
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Re: 電波の型式について ( No.2 ) |
- 日時: 2004/02/12 23:29
- 名前: まさ
- HIDEさん、丁寧な説明を頂き有難うございました。
SSBトランシーバのマイク入力に変調信号を入れているので 理解できませんでした。 電波の形で決めているなら多少理解できます。
>PSK31も同様に、 >信号を送っている時はPSK変調で、モールス以外のコードで >なので1文字目はG。 PSKの一文字目は角度変調(位相変調)でGになると思います。
>2文字目は、搬送波のみで副搬送波を使用していないので1。 PSK31の変更申請したときの工事設計書に副搬送波周波数 50〜2800Hzと書きましたが、副搬送波は使っていないので しょうか? まだ少し疑問が残っています。
>もしRTTYやPSK31をモールスコードで送り出すと、両方とも >A1Aになるとのことです。 この件もなぜ? 理解できません。 電波の形で決まっているなら、F1B,G1Bではないのですか? モールスコードの部分だけなら理解できますが・・・
4月に1アマ受験するので電波の型式関連ではどのような問題 が出るか心配しています。当然、新問題ですよね 今月午前の1陸技を受けましたが、法規(4)のような問題かな? と思っています。
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Re: 電波の型式について ( No.3 ) |
- 日時: 2004/02/13 23:55
- 名前: HIDE
- まささん、HIDEです。
私の理解不足にる説明のため、簡潔かつ十分な説明にならずにすいません。
まささんの疑問ことについては、正しい説明と云うよりも、私の理解 にあるものととしてここに記させてもらいます(そんなあやふやなことを 人に説明するな、とおしかりを受けるかもしれません)。この点については、 私も今後できるだけ調べてみますが、どなた正しい説明をいただけると 幸いです。
1) PSK31の電波形式G1Bの2文字目の「1」の表記にかかる副搬送波のことについて。 i) 旧表記の場合、PSK31の信号はSSB送信機の抑圧搬送波を主搬送波と考えて、 片側の側波帯にあるトーンにPSK変調がかかっているので、このトーンを 副搬送波と考えています。 ii) G1Bとした新表記の場合、PSK31では信号送出時のみPSK変調を行っており、 PSK変調時のキャリアを主搬送波と考えてます(だから1文字目はGです)。 したがって、副搬送波はありません。 ・ここで次に気になるのは、今後の工事設計書のPSK31の説明でどのように 記述するのが良いのかということです(こんどTSSに聞いてみましょう)。
2) RTTYやPSK31をモールスコードで送り出すと電波形式は A1A ?。 これは空間波が聴覚受信可能なモールス符号になるため(自動受信設備か どうかは不問)、3文字目をAとする、とのことです。 あと、F1AなのかG1Aなのかという疑問もありますが...ここは私は 解りません(以前の考え方では、もっとも単純な変調方式を...ということを 聞いたことがありますが?)
私は新しい標記の電波形式については、以前一陸特を取るときに少し勉強した 程度、今年の正月に自分に免許さけているものがどのような標記に変わるのか を自分なりに考えいました(PSK31の付加装置も入っています)。 そう、昨年12月に1アマを取りましたが、確かに落ちると来年4月に受ける ときは新しい標記を覚えなくっちゃ...面倒だなぁ...なんて思いましたよ。
自分なりの解釈をアップさせてもらいましてすいません (私もそれなりに勉強しまた。ありがとうございます。)
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Re: 電波の型式について ( No.4 ) |
- 日時: 2004/02/14 21:42
- 名前: まさ
- 私も昨年12月に1アマを受けましたが通信術で落ちました。
同様に電波型式が変更になるので12月で終わりにしたかったです。 副搬送波と言うものがどうも理解できませんがとりあえず PSK31はG1B、RTTYはF1Bと覚えておこうと思います。 SSTVはJ3Fだそうですがこれも副搬送波で引っかかっています。 この件はこの位にして通信術の練習に力を入れようと思います。 どうもありがとうございました。
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