トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
H18.8の予測
日時: 2006/05/07 09:25:20
名前: ts60s

CW試験のハードルが下がり、
12月4月と2回の試験が実施されましたが、
1アマの合格率は2回とも40%に近いそうですね。
今までは20〜30%程度で合格率もずいぶんアップしたようです。
次回は8月期ですが、このままの傾向でいくか、合格率を以前程度近く戻すために難しくするか、?です。
40%が2回も続くと大盤振る舞いといえますが、このまま続けば受験生はありがたいですね。
8月期は反動できつくならなければいいのですが・・・・・。

Page: 1 | 2 |

Re: H18.8の予測 ( No.1 )
日時: 2006/05/07 11:03:44
名前: 1アマゲットだぜ

個々の問題のレベルはCW緩和前と後でそうは変わっていないと思うのです.25年前の記述式時代の問題集を持っていますが,問題そのものはあまりいまと変わりません.デジタルやオペアンプはなかったですけどね.
ただここのところ計算問題が減っていて,また以前は2アマで出題されていた(1アマでは出されなかった)基礎的な問題を1アマで出題することが増えています.そのため工学における1アマと2アマの格差は縮まっています.法規はもともと大差ありませんでしたので,CWが同等である今,受けるならいきなり1アマでOK,というのは説得力があるように思います.
合格率が上がっているのは,ある意味当局の意図どおりなのだろうと想像します.(一種の規制緩和ということですから.)したがって,問題レベルの急激な変化はないと見ます.当たり外れ程度のぶれ(合格率が10パーセント程度の変動)はあると思いますが.
問題集を見る限り,一番難しかったのは平成の始めごろではないかと思います.問われる範囲が広がり,そこそこの計算力も求められるという意味で.CWの緩和とともに問題の易化(難問の出題数を減らすという意味で,個々の問題のレベルはそのまま)もすすんできているように思います.
問題集をしっかりおさらいすれば,新問が多少でようとも,確実に合格をゲットできる,という状況は今後も変わらないと思います.
Re: H18.8の予測 ( No.2 )
日時: 2006/05/07 22:01:36
名前: JQ2CQX/1

JQ2CQX/1です。

 最近の過去問を数多くこなしてきましたが、1アマの工学は、ここ最近明らかに簡単になっているように感じます。
 H18/12期の工学を見る限りでは“1アマゲットだぜ”さんが書かれている通り、複雑な解法を要する問題の数は
 減少、公式の暗記を要する問題も極端に少なかったように思います。
 逆に法規はここ15年ほどではレベルの変化は少なく、私自身の難しさは工学より圧倒的に法規の方が上でした。
 
 8月期のレベルですが、急に変動するとは思えません。
 合格率を調節するのなら、この4月期で難しくして調節されているでしょう。
 プロの世界からCWが消滅したのと、高度にIT化された無線機を直接調整したりすることもなくなり
 回路計算の難しい問題がなくなって、実質的にハードルが低くなったんだと思います。
 昔は硬軟混ざっていた試験の「硬」の割合がグンと減り、その分「軟」の割合が増えています。

 4月期試験後の“毎度2アマ 改め 1.5アマ”さん(当時)の分析によると、過去問でもH7期より後の
 (易しい)出題で固められ、それ以前の問題は一問も出ていないようです。(ただし不明・新規が3問)

 なのにプロの試験には未だにCW(それも相当難関)が残っているのが何か矛盾しているように感じるんですが・・・
Re: H18.8の予測 ( No.3 )
日時: 2006/05/07 22:42:35
名前: 1アマゲットだぜ

残っているといっても陸特国と総通だけなんですよね.総通は国際資格でもありますから,まあ残しとかないといけないんでしょう.アメリカだってFirst Class Radiotelegraph Operator(現在のアメリカのプロの電信の最高資格)とか残ってますね.
ちなみにこの資格試験では,20WPMの試験と25WPMの試験をクリアする必要があります.20WPMは手書きコピー&エレキーでないキーでの送信が課せられていますが,25WPM はタイプライターやエレキーが認められています.現在の日本の一総通・二総通には25WPMの試験はありません(昔はあったんですよね,手送り手受信で,すごい!
)が,和文がありますね.
いまプロの世界でCWが残っているのは遠洋漁船ぐらいだと,日本無線協会のおじさんに聞いたことがあります.衛星通信の使用料が高いので,まだまだどっこい生きている,というところでしょうか.
乱暴に言えば,工学の問題をやさしくすることは20年前でもできたと思うのです.そのころからすでに無線機を自作するハムなんてごく少数だったのですから.やっぱり権威というか国際水準の技術レベルを保つというか,そういう考えがあったんでしょうね.そういう意味では,工学の易化もここのところの国際的な流れに沿ったものだろうと思います.
一方で法規の難化は進行するだろうと思っています.私はアマチュア局用抄録を使いましたが,国際法規が弱いんですよね.よい教科書がないので(吉川本か丹羽本ですが,吉川本は最新の国際法規に未対応ですし,丹羽本はいいのですが,1箇所致命的なミスがあるんだよね...)受験生は苦労すると思います.法規についてはわたしはガルスカ本肯定派 :-)
Re: H18.8の予測 ( No.4 )
日時: 2006/05/08 21:09:42
名前: JQ2CQX/1

1アマゲットだぜさん

>アマチュア局用抄録を使いましたが,国際法規が弱いんですよね

 これは私も思いました。問題が先行してテキストが遅れています。
 (普通に考えれば何でもそうなんですが)
 アマチュア局用の電波法令抄録の付録の国際法規なんてオマケみたいなものですし…
 私は東京電機大のテキストを使いましたが、やはり国際法規が弱い。

 一番頼りになったのは「学習用国際電波法規」(電気通信振興会編)ですが
 253ページもあって、全部読むのは無理があるし、かといって過去問から
 追おうにも、その過去問に新規が多い。今回学習の中でもっともてこずった
 分野のひとつでした。

 ちなみに先述のテキストは\4,200と、お値段も結構なものです。
 私は一アマを目指した時点でプロ資格も視野に入れていたので、思い切って
 買いましたがイタかった・・・

 電波法令集(広辞苑の親方みたいなヤツ。CD-ROM版もある)があれば
 一通り電波法関係の参考書は揃いますが、これまた結構なお値段
 (\7,000前後)なので思案中です。
 (実はGW中に電気通信振興会買いに行って、運良くか悪くか品切れでした)
Re: H18.8の予測 ( No.5 )
日時: 2006/05/08 07:50:08
名前: ts60s

これから1アマ(2アマ)を目指す人たちには、いい傾向ですね。
厳しい試験にチャレンジして合格していった先輩達には申し訳ないですが、当時より楽(?)に取れるようになったわけですね。
上級者が増えることによって、アマ無線界が盛況となればいいのですが、イコールにはならないですね。
上を目指す人には、3級が移行コースなどで取得しやすくなり、上級もやる気しだいでねらえる、一方で4級の取得者も比例して増えてくれればいいのですが、一番期待しているそこのところが伸び悩み状態でしょうか。
今以上に4級を易しくできないし、従免取得から開局まで金額を安くしないと学生さんが気軽にこの世界に入ってこれないですね。
中高生がこづかいの範囲で気軽に仲間入りして欲しいものです。
ところで1アマ取得は楽になっても1kW落成検査はかなり厳しいようですね。
最終目的は1kWで昔は従免取得がネックだったけど、今は落成検査が難関となってあきらめる人がいますね。自分もその一人ですが。
でも従免さえあれば1kWの夢は持ち続けることが出来ます。
それとこの世界ででかい顔をしたければ1アマは必要です。はっきり言って見栄です。
でかい顔をしなくてもいいですが、馬鹿にされることはありません。
たとえ専門的な質問に答えられなくても涼しい顔をしていられます。
次回の試験は先輩達の予測によるとこの傾向が続きそうなので、受験を考えている人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
Re: H18.8の予測 ( No.6 )
日時: 2006/05/08 11:57:47
名前: とおりすがり

>それとこの世界ででかい顔をしたければ1アマは必要です。はっきり言って見栄です。
でかい顔をしなくてもいいですが、馬鹿にされることはありません。

これはチト言い過ぎではないですか?
自信と誇りを持つのはいいですが、他の1アマ保持者に対しても失礼かと思います。
Re: H18.8の予測 ( No.7 )
日時: 2006/05/08 14:21:42
名前: JQ2CQX/1

とおりすがりさん

 >これはチト言い過ぎではないですか?
 
 たしかにとおりすがりさんのご意見もごもっとも。

 言葉の取り方によっては「1アマは“威張るため”“見栄のため"の取得者が多い」
 …と捉えられるのも仕方がないと思います。

 でも事実は明らかに違いますね。
 自己啓発、200W/Over200Wの出力、10/14MへのQRVと上級アマを目指す理由や目的は
 人それぞれです。「純粋に無線技術に興味を持って取った」という方もいらっしゃいます。

 ですので、ここではあくまでts60sさんのご意見として尊重なされば良いと思うのです。
 ts60sさんご自身もあとで“でかい顔をしなくてもいいですが”と自己フォローされてます。

 ただ「自分の周りに1アマが多くて肩身が狭いので取った」という方がいらっしゃるのも事実。
 “上級アマ=偉い”という、どちらかというと下級アマ資格者の方の感覚が存在する限り
 そういう取得の動機があっても良いと思うのです。

 私自身は、キッカケはいくつかありましたが、最終的には個人的な無線工学への興味によって
 勉強しました。取得できた今では、自分の自信、努力の到達点の証、あるいは次へのステップとして
 位置付けております。(あくまで私の場合…です)
 ただ私の場合、見せびらかしたくてもその相手がいない、という背景もあります
Re: H18.8の予測 ( No.8 )
日時: 2006/05/08 15:10:22
名前: ペーパー局長

次期8月期に限らず出題傾向に急な変化は見られないと思います。受験される予定の方は頑張って下さい、6月1日から申請受付ですからお忘れないように。

1アマのステータスを語る掲示が見られますが、あくまでも個人的な興味によって受験した結果でしょうから、そこから先の価値観のようなものは個人差があって当然でしょうね。
大事なのは周囲から『さすが1アマOM』と思われる行動・発言だと思います。

1アマと言う権利の代わりに法令順守・重要な義務も担うようなつもりでいたいと考えます。
たとえば80条報告などに積極的に係わるとか、地域や近所を含めたボランティア活動(防災無線などの参加、啓蒙活動・・・)もあるでしょう。

逆に言えばたとえ4級でもこのような行動ができる方は1アマ以上だと思います。

今後も従事者になることは簡単になってもKW局開設には厳しくなることと推測します。
現在でも建築基準法による工作物(タワー)建設、地方条例(景観など)があり自己所有の土地でも無制限ではありません。それに加えて防護指針の強化など考え、クリアできた者だけがMr.KWと呼ばれるのでしょうね。

レス違いな内容になってしまいましたかね・・・?
まぁ趣味ですから!・・・いい言葉です 、ほどほどに楽しみましょう。
Re: H18.8の予測 ( No.9 )
日時: 2006/05/08 21:12:48
名前: タマ

本当の意味で、その資格の真価が問われるのは
合格後の言動なのかもしれません。

Page: 1 | 2 |
リンク元が不明なためコメントを投稿できません