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私の上級アマ受験の動機と学習方法など
日時: 2006/04/15 22:17
名前: JQ2CQX/1

スレッドやレスが落ち着いていますが、参照数は着々と増えていますので、皆さん参照はされている様子。
せっかくですからこの間に私の勉強方法などをご紹介します。
1アマを受験された方はヒマつぶしに、2アマ受験の方には今後、何かの参考になれば幸いです。

●2アマ受験の理由
 昨年、仕事が一時期ヒマになった時があり「何か資格を取ろう」と思ったのがきっかけ。ちなみに3アマは
開局と同じ年1991年に取っていました。

●1アマ受験の理由
  もともとは受験するつもりではなかったのですがH17/12期の2アマに満点近い点で合格して気をよくし
「この勢いで1アマもいける」と勘違いしたため(苦笑)

●使用テキスト
 東京電機大学出版局「第一級ハム教室 -これ一冊で必ず合格-」
 理論+過去問がバランスよく、2アマ受験の時もこれで勉強して成功したので再度採用しました。

●過去問題集 - CQ出版社「第1級ハム国家試験問題集」
 上記テキストを完璧にこなしていれば合格点は押さえられますが、万全を期すために、これまた
 2アマ受験の時に使ったのと同じシリーズを採用しました

●勉強時間・期間
  正味2ヶ月くらい。2〜3時間/日。ただし気分の乗らないときはスッパリ勉強するのをやめて気分転換してました。

●工夫した点
  「とにかく書いて覚える」事を念頭に置きました。専用のノートをつくり、テキストの内容を自分なりに
 理解しながら転記、さらに気づいた点は自分で調べて追記してゆきました。その後過去問に入りましたが
 新規の問題、特に難問はかならずノートに写して理論で覚えるようにしました。解けなかった問題は再度復習
 それでも理屈で理解できない問題は最後の手段として「暗記」しました。

●苦労した点
 工学が2アマとは比較にならないくらい難しかったこと。私的感覚では2アマの勉強量を100とすると
 1アマでは150〜200位の勉強をしたと思います。しかもわからないことをネットで調べてもなかなか載っていない。
 最後には国会図書館にこもって勉強してました。1アマ = 2アマ + α程度に考えていましたが大きな間違いでした。
 1アマ用にも2アマ + α部分の書き込みをするつもりでノートを作りましたが、結局1アマの勉強での書き込みのほうが多くなりました。
 ただ最近の1アマ工学の問題は、だんだんと簡単になっているので、ここ5年間くらいに絞ると難しさはそれほどでもないかも知れません。

●今後
 1アマ合格の暁には、せっかくなのでプロ資格を目指します。無線従事者の資格をすべて持っているという方に伺ったところ
1/2アマに近いレベルのプロ資格として1陸特・4海通・3海通・航空通・・・があるそうなので、まずは1陸特を目指します。
 別に転職しようと言うわけではなく「趣味」「ボケ防止」として。アマチュアが制覇できれば、プロ資格はダメ元でゆとりを
 持って勉強に取り組めると思いますし。(フツーの人とは感覚が逆のような気が・・・)

皆さんはどのような工夫をされましたか?
苦心談などお書きいただけると皆さんの参考になると思いますのでどしどし書き込みを・・・

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Re: 私の学習方法 ( No.1 )
日時: 2006/04/15 00:05
名前: 電波少年

●なぜ2アマを取ろうと思ったか
今から約1年前になりますが私が愛知万博に行ったときに記念局を運用してきました。
ところがそのときは4アマで10Wのものしか出られなかったのですがそのときのリグがダメでみんな雑音でやられてしまって交信が出来ませんでした。
それで私がそのとき感じたのは上級ハム用の無線機はそれなりに性能が良いものが多いけど初級ハムのはたいしたリグは無いなと思いました。
そういうところから良いリグを使ってみたい!なるべく出力の出る物を使ってみたい!と思ったのが第一のきっかけだったんですが、これ以上に2アマの受験を決定付けたきっかけが同じく愛知万博の記念局会場での出来事だったのですが、先ほど言ったように無線機の性能があまり良くなくて交信が出来なかったので係り人に頼んでIC-7800で受信だけをさせて頂きました。
そしてIC-7800の受信性能の良さに感動しているとどこからか係りの人であろうおじさんが出てきてそのとき私は中学2年生だったのですが「ちびっ子はそのリグには触れないよ」と言われました。その言葉に凄いムカっと来てひょっとしたら2アマ以上の免許がないから触ってはいけないよと言いたかったのかも知れませんけどそのちびっ子という言い方が差別してるようで気に入りませんでした。逆に言えば2アマ取っててもちびっ子だったら触っちゃいけないのか?という問題になってきます。
これ以上は深く考えなかったのですが、そういう風に言われたことが凄い悔しかったのでこうなったら2アマとって見返してやるという気持ちが新たに芽生えてきました。それでもってまずは初級だと周波数、空中線電力、リグが限られてしまうということからどの周波数・リグでも無線をやりたい!という夢と、そしてあの言われた時の屈辱を果たすために4月期に受験しました。
Re: 私の学習方法 ( No.2 )
日時: 2006/04/15 00:00
名前: 電波少年

文字数オーバーしちゃったので続けて書きます。

●苦労した点、勉強談
私が一番苦労した点と言えばまず最初に思い浮かんでくるものは無線工学。無線工学の中でも計算問題でした。
4,3アマとはとてつもなくレベルが違いすぎており全く手をつけることが出来ませんでした。特に電気回路の交流の計算問題群・・・。
最初勉強始めたときは計算問題は全部無視していったのですが、ある日少しで良いから計算をやってみようと交流回路のリアクタンスを求める公式、合成抵抗などの公式を覚えてみました。そしたら、あら不思議、電気回路の計算問題の2/3以上が全部解けてしまいました。これをきっかけに計算問題も対して難しくないじゃん〜♪と波に乗りはじめ公式を覚えることに専念しました。そのおかげか計算問題もほぼ悩まずに解けるようになりました。
他には電気通信術も苦手だったのですが、これもとにかく符号を覚えることに専念します。私の場合英語の教科書を使ってそこに書いてある文章をモールスで打ったりして練習してました。それをやって行くうちに自然に符号は覚えられました。
あとは受信練習なのですが、このサイトに出会うまで練習方法が分かりませんでした。そしてこのサイトに出会い、様々な練習問題があったおかげで電気通信術はかなり助かりました。というわけでいろいろな方に救われて電気通信術もクリアしました。
私の場合の覚え方でしたが法規はとにかく電波法を覚える要するに暗記しかありませんでした。無線工学は私はそのまま暗記するのは好きじゃないので頑張って理屈で覚えました。電気通信術は符号をとにかく覚えました。その為には英文を符号に変換して練習していました。
Re: 私の学習方法 ( No.3 )
日時: 2006/04/15 00:02
名前: 電波少年

●使用テキスト
・第2級ハム国家試験問題集 CQ出版社
・2,1アマ用解説・無線工学 CQ出版社

●勉強時間
約1年ちょっとぐらい。
最初、あまりの難しさのおかげで途中何度も挫折したので期間は長かったです^^;
しかし、11、12月ぐらいから本格的に勉強を始めました。

●工夫した点
法規に関してはとにかく電波法を覚えると言うことで暗記。無線工学に関してはそのまま丸暗記というのは私は好きではありませんのでなるべく理屈で覚えるようにしました。
そのかいあってか多少ひねった問題でも分かるようになりました。
計算問題に関してはとにかく公式を頭に叩きこみました。あとは過去問をひたすら解いていくそれだけです。

●今後
今年は高校受験が控えておりますので今年度中に受けることは無理かと思いますが、高校に入ってから落ち着いたら1アマを取ると思います。
1アマは2アマともだいぶ違うので苦手な計算問題(複素数、虚数などの計算)を高校のお勉強とも兼ねてやって行きたいなと思います。
そのときにはまた是非このページのOMさんにご指導いただけたらと思います。

続けて失礼いたしました。
Re: 私の学習方法 ( No.4 )
日時: 2006/04/15 21:33
名前: JQ2CQX/1

電波少年さん

 そういや、忘れていましたが私が上級アマの合格のひとつのきっかけが8J2AI
 つまり、電波少年さんも訪れた万博記念局でした。
 「何か記念に」と思い、3アマ免許持参でブースを訪れ、20Wで29Mと7Mで運用開始。
 しかし30分コールし続けてもまったく応答なし。
 それに引き換え100W機(多分)でCWやRTTYで運用していた方はHFでどんどんサービスを
 重ねていきました。100文字/分程度の速度でパドルを軽快に操作する他局の方の姿は
 大変カッコ良く見えました。

 実は当時、既に2アマ受験に2回失敗していましたが、8J2AIでエンジンがかかり
 2アマに合格できるきっかけとなりました。(4、8月期は実技でNG)
 
 現在私は関東におり、無線機は持ってきていないので運用できませんが
 めでたく帰ることができた折には固定局免許を取得して再開したいと思っています。

 しかし、どうでも良いことですが、電気通信術がなくなったときの受験者の増え方は
 半端ではなかったです。8月期と12月期で3倍くらいに増えたように感じました。
 結構電話で運用している方は多いんだな、と思いましたね。
Re: 私の学習方法 ( No.5 )
日時: 2006/04/15 09:26
名前: 柳沢君

 おはようございます。
今回1アマを受験しました。1アマ4回目です。
電話級:S56年 
電信級:S60年
    理由:当時親知らずを何本も抜きました。しゃべれない時でも無線が出来るCWに魅力を感じ取得しました。2年くらいカセットで勉強していました。
2アマ:H3年
    理由:HFに出たくなりました。FT-690MK2を持っていたので東京ハイパワーのトランスバーターでHFに出ることを考えたのですが40W出るので電信級ではNGです。なので、2アマを取りました。一発合格でした。
1アマ:H13年頃2回受験して諦めました。昨年通信術が免除できると聞き昨年12月受験してNG.今回に
至ります。

 小生の場合、工業高校→工業大学と進み電気主任技術者の資格も持っているので工学は余裕でした。工学は前回今回とも130点位です。でも、法規は駄目ですね。

 「はずみ」と言うのは大事な気がします。2アマを取ったら「はずみ」で1アマを狙うのが楽な気がします。時間が経つと忘れますからね。
 自分の判るかたちでノートに書く!まる写しでも 模式図でも良いから判りやすいかたちで書く これ大事な気がします。
 
#言いたいことをばかりで申し訳ありません
 柳沢君 こと JO1IBC
Re: 私の学習方法 ( No.6 )
日時: 2006/04/15 09:55
名前: 毎度2アマ 改め 1.5アマ

似たような経緯ですね。。。

S53年 電話級、開局。サイクル21を経験、当時高校1年生
S54年 電信級、2級(当時は100W保証認定にJARL1級会員2名の署名が必要で諦め)
S56年 Ant、Rig撤去(局免は継続)
H15年 再開(技適200W)
H18年 1級!なるか・・・
Re: 私の上級アマ受験の動機と学習方法など ( No.8 )
日時: 2006/04/16 11:30
名前: 柳沢君

 おじさんハム殿
もうすぐ40歳。。まだまだです。小生はもうすぐ44歳になります。
 次の目標は第2種電気主任技術者です。
頭は使わないとすぐ拒絶反応を起こします。
なるべく色々な事を勉強して新しいことに挑戦してゆきたい物です。
 みなさん!年齢のハンデキャップはきついですが頑張ってください。

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