『極人のワイン会』報告（平成16年3月30日）

今回は１２名の皆様方と、とっても贅沢な時間を 過ごすことができました。これもひとえに、会場と 美味しいお料理を提供していただきました、 スエヒロ様のお陰です。有り難うございました。 心の底から、たっぷりと味わうことができるくらいに 充分なワインをご用意いたしました。 【通信販売に関して】 詳しくは、こちらをご参照ください。

★ワインメニュー M,Maillart Premier Cru '88（乾杯） ミッシェル・マイヤール１cruマグナム Robert Mondavi Fume Blanc Riserve '80 ロバートモンダヴィ・フュメブラン・リザーブ Opus One 1995 1998 1999 2000 オーパスワン95年 98年 99年 2000年 ★料理メニュー チーズ４種盛り合わせ （オードブル） 豚リエット　タラバガニクレープ巻き カニヅメフリッター　サーモンマリネ 牛肉のタタキ　パーナ貝パン粉焼き ブイヤベース 豚バラの黒胡椒焼き グリーンサラダ・バゲット・コーヒー これでもか！と言うくらいに次から次と出てくるお料理は どれも、普段お店では味わえない物ばかり。 店長と厨房の方々の熱意が伝わって来ました。 特に、ブイヤベースのボリュームには脱帽です。 オーパス・ワン勢揃いです。 1995年と2000年は、デキャンタージュしました。 ボトルとコルクは参加された皆様のお土産になりました ブルゴーニュの銘品にも全く引けを取らない、 極上の白ワインでした。 その黄金色に輝く魔性の液体に、参加された方々は 驚いていました。 美味しいお料理と素晴らしいワインに、いつしか 無口になってしまいました。 今回参加された、S様の感想をご紹介いたします。 今回はワインのみならず, 料理も美味しく頂きました. チーズ, オードブルから肉料理まで, ワイン会向けだったと感じました. ヴォリュームはあるのですが, ワインの香りや味わいを損なうことのないよう考 えられていたように感じました. ブイヤベースもとてもよく, またバラ肉も手をかけていらっしゃったのではない のでしょうか. 　さて"Opus One"ですが, こちらはいづれも申し分ありませんでした. '95 はブーケが印象的で, 味わいははつらつとして中でも一番良かったと思いま す. HPのコメントでは, スパイシーでリッチ,申し分ないバランスととても長い後口 に仕上がっているとか. 同感です. '98 では '99よりタンニンがあるようでした. 抑制のきいた感じでこのくらいで あれば疲れないかなと思いました. コメントでは, エルニーニョの影響があった年だ とか.はつらつとして均一の質感, 甘いタンニン, 長い後口に仕上がっているそうで, 不遇な年でもこの水準に出来るのはさすがでしょうか. '99 はこのシリーズでは一番おとなしかったようで,中でもいくらか果実味を感 じました. コメントによると, まずまずの年のようで, 仕上がりはカシス, クロー ヴ, ローストしたアーモンドのアロマに, 柔らかなタンニンと丸くリッチな果実実のある クリーミーな質感となっているとのこと. '00 はスパイシーでしっかりした印象. '95 と同様, '98, '99より複雑さがある ようでした. コメント曰く, 速い開花と冷夏で収穫時期が8月末(!)から10月末間で続 いたのだそうで, 仕上がりは, 白檀, 革, キャラメル, ローストしたアーモンド, ほのかにアニスのアロマに, 柔らかくplush（ビロード?）の口当たり, 甘いタンニンと長 く強烈な後口に支えられたプラム, ブラックリコリスのフレーバーとのこと. そこま では判りませんでしたが. またの機会を楽しみにしています.