2002年4月14日の「正午の茶事」
「正午の茶事」というのはTVでも放映されています
今回は姉の喜寿のお祝いで「若鮎亭」という料亭の「茶室」で11時半から行いました
☆茶事の準備
茶事はどのような目的で催すかにより、形式や時刻、内容が変わってきます
客組みや道具の取り合わせが出来れば、案内状を出します
道具を吟味し、そろえた道具の手入れをします
☆亭主の準備
今回はお嬢さんお二人にお願いしましたが、上記のような準備がなかなか大変です
1、待合迎え付け
待合で白湯をいただき露地の風情を楽しみながら、腰掛で亭主の迎え付けを待つ
2、初炭手前、
3、懐石
正午の茶事は一汁三菜が正式、昼飯を兼ねた懐石が出される、ここでお酒が出ます、
お酒は広島の「弘法大師」という冷酒、美味しかった
4、中立ち後入り
お菓子をいただき、腰掛待合に出ると、亭主は席を改め、鳴り物で後入りを知らせる
5、濃茶
濃茶が点てられる、茶入れ、茶杓、しふくを拝見する
6、後炭
7、薄茶
干菓子を出し、薄茶を点てる
これでおしまい、約3時間半から4時間かかります、その間、「若鮎亭」は貸切となっていました
この茶室の炉では炭を使わず、電気を使用していましたので、2、初炭手前、6、後炭はやりませんでした
ご参加の皆様、ご亭主役のお二人もよくやっていただき有難うございました
年に一回やりますが、昨年やったことは忘れてしまってまた勉強になります
☆季節の懐石料理
これは、向付、汁、煮物、焼き物、強肴、小吸い物、八寸、香の物、など、料理は料亭で作っていただきました
☆お菓子は、主菓子、干菓子、季節の菓子を選びます
☆炉の茶花
☆季節の道具
茶碗、花入、香合、茶入、なつめ、茶杓、釜、水指、掛け物、などはこちらで用意しました
今回の会費は1万円
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