ANIMAL LAND HOKKAIDO!

 「北海道の山」といえば、熊がつきものですが、私達の場合、幸運な事にまだ一度もお目にかかった事はありません。 しかし、ニアミスと言うか 「熊を見て慌てて引き返してきた」 と言う人に2度ほどですが、会った事があります。(余市岳と斜里岳です)

 特に97年の斜里岳では、登り始めて間もなく 6〜7人の大学生のグループとすれ違い、彼等は地図を片手に 「この二つ先の滝で12m先に熊を目撃した為、ボク達引き返してきました。」 との事でした。

 えーーーーっ!? 私達三人組から見れば相手は大人数なのに、それでも引き返して来たなんて、それほど熊は危険なのか? (あたりまえだ!)
 ・・・しかし、斜里岳と言えば2泊3日コース、せっかく来たのに、このまま帰るのもシャクにさわるし、お金もかかっている。 うーーーーーーん。

 そこで、ちょうど後ろに関西系の団体さん (20人近い) がいたので、少し待ってその人達の後ろについて登る事にしました。 さすが大人数です。安心感がただよいます。 さらに、添乗員はピーピー笛を吹きまくり、ある女性は 「熊よけだ」 と歌をうたい始めたりで、そりゃ大騒ぎでした。

 おかげで無事、熊に会わずに上まで行けたのですが、下りてくる人に 「熊はいませんでしたか?」 と聞くと 「ぜんぜん大丈夫ですよ」 と、とても晴れやかな笑顔。
 そーなんですよねー。 ほんの数十分、いや数分違っただけでも、熊に遭遇するかしないか、その明暗を分けちゃうんですよね。熊だって人間に会いたくて行動している訳じゃないし。

 クマさんの生活をジャマして申し訳ないんだけど、でもね、お願いだから登山道には出てこないでね。


森のクマさん

ヒグマはツキノワグマより でかくて強暴なのだ!



※ リンク仲間である群馬のbon−torさんは(独断のうんと古いJAZZ)、1998年9月 「四阿山」へ登られた時にクマに出くわしたそうです。(ヒェーーー!) クマを睨みつつ後退りしながら何とかやり過ごしたとの事。(無事で良かったネ!) 皆さんもクマにはくれぐれも気を付けましょうね。


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