佐倉市立美術館 体感する美術2002  耳をひらいて Open your ears

野村誠 「しょうぎ作曲」展・プレワークショップ「音の映画」


 「音の映画」について 撮影風景はこちら!

「音の映画」は、野村誠「しょうぎ作曲展」(体感する美術2002 耳をひらいて)の展示映像作品として制作されたものです。
撮影のため、会期に先駆けてプレワークショップを行い、出来あがった作品は体感する美術の会期中、展示室で上映されました。

野村誠さん、林加奈さん、森下真樹さんと、下記のような呼びかけに応じて参加した市民の皆さんが出演しています。 

「セリフや演技」はありません。
これは音が中心の映像作品だからです。
簡単なルールに従って、声や音を出してもらったりします。

楽の経験は問いません。
成の曲を演奏したりは、しません。

曲は、撮影現場で、野村誠さん(作曲家)が中心になってつくっていきます。

佐倉市内の武家屋敷や城祉公園の風景の中
外な楽で、外なを出している、
そんな場面を想像して下さい。

持ってこられる方は
音の出るもの(例えば、フライパン、笛、おもちゃのラッパ、ギター、…など)を持ってお集まり下さい。


ファシリテーター野村誠(作曲家) 他ゲスト
撮影:野村幸弘(映像作家)
日時:6月22日(土) 14:00〜19:00
     14:00 佐倉市立美術館エントランスホール集合
   6月23日(日) 13:00〜17:00
     13:00 佐倉市立美術館エントランスホール集合
場所:城址公園 ・ユーカリが丘駅ペデストリアンデッキ・ 佐倉市立美術館周辺
対象:小学生〜一般

野村誠(のむら まこと)
作曲家、音楽家。1968年名古屋生まれ。

独創的な作曲家で、リズミカルでユーモラスな部分も多いが、時に叙情的で美しく、また時に渾沌とする多様な音楽性を持つ。作曲は独学。「だるまさん作曲中」(オーケストラとピアノ)、「せみ」(ガムラン)、「52×51」(箏)、など東洋、西洋を問わずに作曲、国内外での演奏活動を行っている。
また、鍵盤ハーモニカ、おもちゃ、瓢箪手作り楽器など、様々な楽器を取りこんだ「しょうぎ作曲」という共同作曲のプロジェクトを進行中。
子どもたちやお年寄りとの関わりの中で作曲するユニークな活動も展開している。

林加奈(はやし かな)
東京芸術大学大学院(油絵専攻)を修了。
鍵盤ハーモニカの他、たくさんの小さくてカラフルな楽器で演奏したり、即興で歌ったり踊ったりする。「ハナナガ星人」という絵を描いたり、楽譜が絵になっている「いかにしてカレー」を作曲したりする。空手初段で、タンゴにあわせて即興空手形をしたりもする。
「子どものフェスティバル」(富山)など、子どもたちとのワークショップでも活躍している。

森下真樹(もりした まき)
ダンサー。1975年生れ。
高校時代にダンス部にて踊り始める。大学時代は千葉大学モダンダンス部で活動。
96年〜98年まで、振付家・白井剛とともに、ダンスパフォーマンス活動を行う。
97年〜00年まで、ダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」(振付家:伊藤キム)のダンサーとして、「少年〜少女」「on the map」「線・回転」「抱きしめたい」等に演する。
00年より、「Study of Live works 発条ト」(振付家:白井剛)の活動に復帰、「Living Room - 砂の部屋」「タイムニットセーター」「Swingin' Steve」「彼/彼女の楽しみ方」等に出演している。
同時に、02年より「まことクラブ」(振付家:遠田誠)のパフォーマンスにも参加している。