槍ヶ岳3180m


槍沢からの槍ヶ岳

 2009年8月2日(日)から5日(水)まで上高地から槍ヶ岳へテント泊のピストンで行ってきました。
槍ヶ岳は20代のとき表銀座(中房温泉-燕岳-大天井岳-槍ヶ岳)を小屋泊で登ったことがあります。天気に
恵まれ快適な尾根歩きだったと記憶に残っています。そのとき下りに利用したコースを登りました。
殺生ヒュッテからわけなく下ったルートでしたが、今回はテントと食料をかついでの登りでかなり負荷を感じました。
今年は太平洋の高気圧の張り出しが弱く、夏らしい天気になかなか恵まれませんが、槍ヶ岳登頂という目的は
なんとか果たすことができ、満足して山を下りました。


第1日 8月2日(日)
新宿7時0分発のスーパーあずさ1号に乗る。9時38分松本着。
朝は雨が降っていなかったが、途中から降りだす。
松本バスターミナルで上高地までの乗車券片道2400円を往復で4400円で
買う。
松本バスターミナル10時25分発の上高地行きのバスに乗る。乗客が多く、2台のバスで上高地に向かう。
上高地行きの松本電鉄バスは低公害車で沢渡で乗り換えることなく上高地に12時5分に到着しました。
上高地に着くと雨もほとんど止みかけていました。また、降ってくるといけないと思い昼食も簡単に済ませて
横尾できたらババ平のキャンプ場をめざして歩きはじめました。

上高地12:20 12:19明神 13:40徳沢13:50 14:50横尾15:15 16:02一の俣16:10
16:45槍沢ロッヂ16:50 17:37ババ平キャンプ場
前日が天気が悪かったせいか、10張しかありませんでした。


第2日 8月3日(月)
ババ平キャンプ場6:00 6:40槍沢大曲り(水俣乗越分岐)6:48 8:15天狗原分岐 10:37坊主の岩小屋
 12:57槍ヶ岳山荘(槍ヶ岳キャンプ場)
30張でキャンプ場すべて

20kgの荷が登りできいて予想以上に消耗しました。ババ平キャンプ場には、槍ヶ岳まで5kmの表示があり、
わけなく登れそうに思えましたが、高度差1000mの登りを甘く見ていました。


第3日 8月4日(火)
槍ヶ岳山頂往復
槍ヶ岳キャンプ場7:41 9:05坊主の岩小屋9:15 10:52天狗原分岐10:55 11:57槍沢大曲り
 12:45ババ平キャンプ場
23張

第4日 8月5日(水)
ババ平キャンプ場5:12 5:53槍沢ロッヂ 6:40一の俣6:45 7:58横尾8:00 9:19徳沢9:22
 10:28明神10:35 11:30上高地12:00 13:05新島々13:25 13:54松本14:25
 普通列車 高尾行き 18:08高尾





槍ヶ岳からの穂高


槍ヶ岳からの笠ヶ岳・双六岳・黒部五郎岳


槍ヶ岳の日没 槍ヶ岳の日の出
ババ平キャンプ場(30張) 標高2000m
上高地からの登りでここまで到達できました。
槍ヶ岳からの下りで、ポツポツ雨が降ってきたので、ここでテントを
張ることにしました。結局二度ババ平でキャンプすることになりました。
ここは由緒あるところで1918年(大正7年)に穂苅三寿雄が北アルプス
で2番目の営業小屋になるアルプス旅館(槍沢小屋)を建設したが、
度重なる雪崩のために900m下った今の槍沢ロッヂへ移転した。
槍沢の正面に見えるのが、東鎌尾根。
槍ヶ岳キャンプ場(30張) 標高3020m
槍ヶ岳山荘で指定された場所にテントを張ります。
水は天水(雨水)で、槍ヶ岳山荘で1リットル200円で買います。
8月3日(月)の午前中は快晴でしたが、午後からは雲が出てきて
展望がききません。南岳まで行くことも考えていましたが、翌朝の
槍ヶ岳からの展望を期待してここでキャンプすることにしました。
徳沢キャンプ場
今回利用しなかったが芝の上の気持ちよさそうなキャンプ場。
風呂も利用できます。

上高地・槍ヶ岳で出会った花