2038m
柳沢(馬返し)登山口(630m)からの岩手山(2038m)
2009年9月5日(土)、6日(日)に大人の休日倶楽部を利用して 岩手山(2038.2m)に登りました。 石川啄木が歌った岩手山です。 ・かにかくに渋民村は戀しかりおもいでの山おもいでの川 ・ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな 岩手山は盛岡市の北西にそびえるコニーデ式火山で南部富士ともよばれる。 また、岩手山、早池峰山、姫神山を南部三山と言います。 東京駅8時28分発の「はやて7号」に乗ると盛岡に10時57分に 到着します。盛岡駅近くでレンタカーを借り、途中で昼食を済ませ、 柳沢登山口を13時15分に出発しました。指導標によると登山口から 八合目避難小屋までが、3.9km、八合目避難小屋から山頂までが 1.8kmあります。 新道と旧道が100mぐらいの距離で並行に続いています。 新道は樹林の下の道で風雨や強い日射を避けることができます。 旧道はガレ場がありますが、眺めが良い。新道と旧道は途中からでも 変えることができます。七合目で新道と旧道が合わさります。 登りは新道を下りは旧道を歩きました。 標準時間は登り4時間30分、下り3時間30分で日帰り登山の 人もいますが、八合目避難小屋で一泊して登りました。 |
9月5日(土) 1326柳沢登山口 1415一合目 1503三合目 1536五合目 1708七合目 1725八合目避難小屋 9月6日(日) 606八合目避難小屋 622九合目(不動平) 708岩手山頂 825八合目避難小屋 853七合目 948五合目 1057三合目 1145一合目 1300柳沢登山口 |
七合目(1722m) ここで新道と旧道が合流する。 岩手山の外輪山が姿を現す。 八合目避難小屋まであと300m。 |
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姫神山(1123.8m) 男神の岩手山の東側に女神の姫神山が優雅な姿を 見せる。 |
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八合目避難小屋(1770m) 避難小屋といっても管理人がいて、 3段ベッドになっており100人の収容能力がある。 宿泊費は1700円でした。 |
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八合目避難小屋の水場 避難小屋なので食事はなく、この水を使って炊事をする。 |
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八合目避難小屋の日の出 |
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岩手山山頂の薬師岳(2038m) 外輪山の北側の最高峰が薬師岳です。 |
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外輪山からの火口 お鉢めぐりをしました。 |
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下りに利用した旧道 ガレ場の道だが、眺めはよい。 小岩井牧場が見えました。 下に見える登山口の駐車場をめざしてくだります。 滝沢村の陸上自衛隊岩手山中演習場から大砲の音が ときどきとどろいていました。 |
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オヤマボクチ(雄山火口) キク科ヤマボクチ属 花はアザミを思わせますが、葉は楕円形で、 アザミのようなトゲはありません。 葉の裏の繊維を火を起こす時の火口(ほくち)として 使用していたのでこの名前が付いた。 |
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ウメバチソウ(梅鉢草) ユキノシタ科ウメバチソウ属 花の形が梅鉢の家紋に似ていることから付いた。 |
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ウスユキソウ(薄雪草) キク科ウスユキソウ属 頭状花の下に星形に大きく広がって花のように見える 白い綿毛のついた葉を薄くつもった雪にたとえて 付いた。 |
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オオカメノキ(大亀の木) スイカズラ科ガマズミ属 別名 ムシカリ(虫狩) 大きな亀の甲羅のような葉をつける木であるところから オオカメノキと付いた。 葉が虫に食われることが多いのでムシカリと付いた。 |