圏央道高尾トンネル

 2010年3月13日(土)、梅の花が盛りの裏高尾を歩きました。高尾山の下を貫通する高尾トンネルの工事が進められていました。高尾山の中腹に直径10m、長さ1340mのトンネルで貫ける計画です。平成19年6月23日、圏央道の八王子ジャンクションからあきる野インターチェンジまでの区間が開通して中央道〜関越道が接続されました。中央道(八王子JCT)〜東名(海老名IC)間は、2012年開通を予定れていましたが、工事が遅れています。
 トンネルの建設で地下水脈が分断され、自動車の排出ガスによる大気汚染、騒音、振動で、貴重な自然や周辺住民の生活が破壊される懸念があり、自然保護か公益上の必要性かで裁判で争われています。東京から一時間で行けるところで豊かな自然に触れられる貴重な場所ですが、リニア中央新幹線の建設を考えると環境を考慮した高尾トンネルの建設行う必要があります。