東京ゲートブリッジ
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2012年2月12日に開通した東京ゲートブリッジを見てきました。東京ゲートブリッジの名称の由来は「東京港の表玄関」という意味です。橋の上には歩道もあり歩くこともできます。地上からはエレベータで8階まで登り橋の歩道と接続しています。橋の長さは2618mで、中央部が高く海面から54.6mあります。橋の上部の高さは海上から87.8mに押さえられています。この橋の特徴は、羽田空港に近接しているため高さに制限があることと、安全な船舶航行のための桁下高さが必要であるため「トラスト構造」が採用されています。「トラスト構造」とは三角形をを組み合わせた骨組みをいいます。
橋を渡ると中央防波堤埋立地になります。東京都23区のごみと残土で埋め立てられた埋立地です。中央防波堤埋立地には面積約88haの「海の森公園」が造成されています。平成28年(2016)には一部開園の予定です。
中央防波堤埋立地は、当初は港区、江東区、品川区、大田区、中央区の5区が帰属を主張していたが、現在は橋やトンネルで結ばれている江東区、大田区の2区が帰属を主張して、東京都内の領土問題になっています。なお、経済価値の高いお台場は港区、ビッグサイトは江東区に属しています。
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| 江東区若洲海浜公園の若洲風力発電所 | 中央防波堤内側埋立地の東京臨海風力発電所 |
| メーカ ノルデックス社(ドイツ) 定格出力 1950kW(定格風速12〜25m/s) 年間想定発電量 350万kWh(平均風速5.7m/s) 高さ 60m プロペラの長さ 40m |
メーカ ヴェスタス社(デンマーク) 出力 850kW(定格風速16m/s)×2基 年間想定発電量 250万kWh(平均風速5.4m/s) 高さ 44m プロペラの長さ 26m |
一世帯当たりの月間消費電力量は300kwh、年間消費電力量は3600kwhだから、若洲海浜公園の風力発電所は972世帯分、東京臨海風力発電所は694世帯分の発電量があります。ちなみに、我が家の2011年の月間消費電力量は345kwh、年間消費電力量は4138kwhでした。電力データを把握して省エネ対策をしています。