CH47Jチヌーク
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| CH-47の導入は1986年(昭和61年)からで、ボーイング・バートル社で開発されたタンデムローター(Tandem rotors)式(前の羽を左回り、後の羽を右回りに回転させてお互いの回転トルクを打ち消す)の大型ヘリコプターで、米軍等で使用されているCH-47Dの日本向けCH-47Jを川崎重工業がライセンス生産し、陸上自衛隊と航空自衛隊が輸送機として採用した。 2010年3月末の時点で陸上自衛隊が55機、航空自衛隊が16機保有している。愛称の「チヌーク」(Chinook)は、アメリカ州の先住民族のチヌーク族から命名された。アメリカ陸軍ではヘリコプターの愛称として、他にもカイオワ、アパッチ、シャイアン、コマンチ、イロコイといった先住民族の名前を付けている。 |
2011年3月17日(木)に東京電力福島第一原発3号機の使用済み燃料貯蔵プールを冷却するために、陸上自衛隊のCH−47ヘリがバケツ(容量7.5トン)でくみあげた海水を投下した。CH−47ヘリの機外吊り下げは、胴体下の3箇所のカーゴフックで11,793
kgまで吊り下げできる。
津波被害を受けた航空自衛隊松島基地のF2戦闘機全18機、、T4練習機4機(うちブルーインパルス用1機)、UH60ヘリ4機が水没し再起不能の見通しですが、曲技飛行チームであるブルーインパルスの6機のT4は、九州新幹線の祝賀イベントのため、ほかの基地に移動しており無事でした。