高畑山・倉岳山

 2007年5月4日に道志山塊(前道志)の高畑山(982m)・倉岳山(990m)を訪れました。桂川をへだてて、北側に扇山、南側に高畑山・扇山があります。鳥沢駅を8時50分に出発して、梁川(やながわ)駅に3時0分に戻ってきましたから、所要時間は6時間10分になります。歩行時間は約5時間で富士山の展望が期待できる山です。JR中央本線の駅から直接の登れて、駅に直接下ってこれる交通の便の良い山でもあります。

高畑山山頂からの富士山

私の見たガイドブックによると歩行時間が4時間25分のものと5時間25分のものがありました。
歩行距離は11.6kmになっています。
コースでは倉岳山から立野峠に下るところが急坂になっているので慎重に下る必要があります。
指導標がよく整備されており登山道で迷うことはないと思われます。

小篠(おしの)貯水池

目の覚めるような新緑が水面に映りエメラルドグリーンになっていました。貯水池は人工の池で、貯水池の水は農業用水として使われています。
ここまでは舗装された車道を歩いてきましたが、ここから先は土の山道になります。
貯水池の反対側には扇山が大きく見えました。

石仏

ここで高畑山に向かう道と穴路峠に向かう道が分かれる。ここからは本格的な山道はになる。
時間的には、鳥沢駅から高畑山への登りの丁度中間地点になります。

チゴユリ(稚児百合)
4月の下旬から5月の中旬にかけてチゴユリの花を見ることができる。
ユリの仲間だが、小さい白い花を下向きに咲かせ清楚な感じがする花でした。

倉岳山山頂からの扇山
北側の富士山は雲がかかり写真になりませんでした。南側の扇山、その奥に奥秩父の山並みが見えました。

桂川の藤
桂川の木に巻き付いて藤の花を咲かせていました。藤棚の藤を見慣れている者にとって、自然の藤たくましさを感じました。

梁川(やながわ)駅からの倉岳山
今日登ってきた倉岳山を梁川駅の階段の上から振り返る。
無人駅で電車を30分程待ち合わせ、甲府発の快速東京行きに乗り込みました。