日立中央研究所庭園解放

 中央線の下り電車で国分寺を出ると車窓から右側に見える広い池のある庭園と白い建物が以前から気になっていたが、日立中央研究所であることがわかり訪ねることにした。そこは国分寺崖線(ハケ)からの湧き水が出ていて『野川』の源流でもある。国分寺崖線に沿って流れ、いくつかの崖線下からの湧水を合わせ、二子玉川で多摩川に合流する全長約20kmの一級河川です。
 日立中央研究所は春と秋の年に2回庭園解放され、2006年は、春が4月9日、秋が11月19日になっています。日立中央研究所の設立は昭和17年4月、敷地面積は20.7ha(東京ドームの約5倍)、人員は約1000名で情報、LSI、ライフサイエンスの研究を行っている。
27,000本の樹木が茂る武蔵野の林 中央研究所の建物
国分寺崖線からの湧き水 構内数ヶ所の湧き水を利用して造られた大池
大池の水門からの水は、JR中央線、西武線の
下をトンネルでくぐりぬけ、野川の流れへと
続いている。