光が丘公園サンクチュアリ
昭和48年9月に米軍住宅地だった「グランドハイツ」が返還されました。その2/3が光が丘団地となり、1/3が光が丘公園(約60ha 新宿御苑は約58ha)になりました。昭和60年に光が丘公園内にバードサンクチュアリがつくられました。バードサンクチュアリは、外部から隔離し自然の状態で生息できる保護ゾーン(約2.4ha)と野鳥と人間が接することができるふれあいゾーン(約0.3ha)からできています。保護ゾーンの中央には池があり、野生の状態の鳥の生態を観察することができます。観察舎にはNPOのスタッフがいて、いろいろなことを説明してもらえます。保護ゾーンには、小鳥を狙ってオオタカも飛来し狩場となっているので、ふれあいゾーンには多数いるカモも保護ゾーンには一羽もいません。スタッフは、保護ゾーンを自然の状態に保つために苦労しているようです。自然を守るために人手をかけなければならない現代社会のアイロニーを感じました。