三浦アルプス

葉山の仙元山(標高118m)からの相模湾の上にそびえる富士山 田浦の乳頭山(211m)からの東京湾。手前は横浜横須賀道路。

 2006年1月8日に三浦半島を横断する三浦アルプスと呼ばれる歩行時間約4時間のコースを歩いてきました。葉山といえば海水浴場を思い浮かべるでしょうが登山もできるんです。横須賀線で逗子駅まで行き、逗子駅2番のバス停でバスに乗り10分ほどで風早橋バス停に着きます。バスの向った方向にある葉山隧道(トンネル)の手前を右に曲がると葉山教会と仙元山ハイキングコースの案内板が出ておりそれに導かれて坂道を登ります。最初にめざす仙元山には風早橋バス停から葉山教会を経由して30分弱で到着することができます。仙元山は標高118mの低山で地元の人が犬をつれて散歩していました。仙元山とは富士山を見る山という意味で名前の通り冠雪した富士山を望むことができました。

 仙元山を過ぎると観音塚を目指して進みます。尾根道のアップダウンを繰り返しながらの道で、道の分岐には誰かが手書きで目印を付けてありました。国土地理院の2万5千分の1の地図には登山道の表示はありませんが、よく踏まれた登山道でした。展望は樹林の間からわずかに見られる程度でした。

仙元山ハイキングコースから田浦への分岐を示す田の字 仙元山から1時間で観音塚に到着する。

 観音塚から1時間20分で送電線の鉄塔の下に到着する。

鉄塔を下から見上げた。ここで休息している人もいた。

 鉄塔下から20分ほどで乳頭山(211m)に到着した。乳頭山からは、東京湾を展望できた。ここから30分で田浦梅林、さらに30分でJR田浦駅に到着した。
乳頭山から田浦梅林は急な下りでロープもはられていた。標高は低いが、登山靴で登らなければ無理です。コースの分岐が多いのでゆっくり確認しながら登ることが必要です。