扇山


鳥沢駅付近からの扇山     登山道からの富士山
 
2005年11月3日の文化の日に中央本線沿線にある扇山(1138m)に登った。鳥沢駅前の国道20号(甲州街道)を横断し、大久保集落への細い道を北に進む。大月カントリークラブを右に見ながら、さらに進むとゴルフ場の上の北側に出て登山口の梨ノ木平に到着する。ここまで1時間弱かかった。

梨ノ木平から土の道になり本格的な登山道が始まる。30分ほど登ると水呑杉に到着する。水呑杉では杉林の下から水が湧き出している。「最後の水場」と書かれた標識がありここで休息をとる。

水呑杉から40分ほど登ると大久保のコルと呼ばれる尾根道の鞍部に出る。百蔵山と扇山の縦走路になっている。ここから10分ほどの登りで扇山の山頂につく。

山頂は広くゆったりしており、人気のある山で大勢の登山客が休んでいた。展望は南西(富士山方面)と北西(八ヶ岳方面)のほうが開けているが雲で確認できなかった。

下りは犬目、大野貯水池を経て四方津駅をめざした。犬目は葛飾北斎の富嶽三十六景の一つ「甲州犬目峠」になっており旧甲州街道の宿場町であった。犬目から中央自動車道の上を渡り大野貯水池に向かう。

大野貯水池を南側に見ながら周遊道を進むと大野ダムに至る。ここから30分で四方津駅に着く。

扇山山頂の展望 富士山は雲の中だった 葛飾北斎の「甲州犬目峠 大野貯水池

鳥沢駅(315m)−55分−梨ノ木平登山口(595m)−30分−水呑杉(865m)−40分−大久保のコル(1100m)−10分−扇山(1138m)

扇山(1138m)−1時間−犬目(505m)−40分−大野貯水池−30分−四方津駅(240m)


ノコンギク(野紺菊)