アザミ嬢のララバイ

フジアザミ キキョウ

 最近、「アザミ」と「キキョウ」の花を見たので、中島みゆきの『アザミ嬢のララバイ』を思い出し、歌詞を調べてみました。「春は菜の花 秋には桔梗 そして あたしは いつも 夜咲く アザミ」と「ララバイ」が繰り返されています。歌詞でのアザミは花ではなく女性の名前のですが、アザミ嬢はどのような職業についているのか気になります。アザミの花や葉にちょっと触れるだけでチクッと痛い目にあいます。しかし、歌詞には、アザミ嬢のやさし言葉が並べられています。ララバイ(lullaby)は、子守歌という意味で、この歌の中で25回も使用されています。ララバイの意味よりもスキャットのような効果をねらったのでしょう。岩崎宏美の『マドンナ(聖母)たちのララバイ』があり、どちらも都会の生活に疲れた人をいやすやさしいイメージが歌われているようです。

ララバイ ひとりで 眠れない夜は
ララバイ あたしを たずねておいで
ララバイ ひとりで 泣いてちゃみじめよ
ララバイ 今夜は どこからかけてるの
春は菜の花 秋には桔梗
そして あたしは いつも 夜咲く アザミ

ララバイ ひとりで 泣いてちゃみじめよ
ララバイ 今夜は どこからかけてるの

ララバイ なんにも 考えちゃいけない
ララバイ 心に おおいをかけて
ララバイ おやすみ 涙をふいて
ララバイ おやすみ 何もかも忘れて
春は菜の花 秋には桔梗
そして あたしは いつも 夜咲く アザミ

ララバイ おやすみ 涙をふいて
ララバイ おやすみ 何もかも忘れて
春は菜の花 秋には桔梗
そして あたしは いつも 夜咲く アザミ

ララバイ ひとりで 眠れない夜は
ララバイ あたしを たずねておいで
ララバイ ひとりで 泣いてちゃみじめよ
ララバイ 今夜は どこからかけてるの
ララバイ ララバイ ララバイ ラララ
ララバイ ララバイ ララバイ ララララ
ララバイ ララバイ ララバイ ラララ