大岳山 

2005年4月9日(土)に奥多摩の大岳山(1267m)に行ってきました。登りは海沢探勝路を利用しました。下りはホームページで知った鍋割山から大楢峠に向かうマイナーな路を利用し、鳩ノ巣に出ました。
雪やヤブのないこの時期なのでこのルートを選びました。

海沢林道は奥多摩駅と白丸駅の中間にあり、アメリカキャンプ場の看板に導かれれ進んでいきます。左側には東京都奥多摩さかなセンターの養魚場が見えます。さらに林道を進んでいくとアメリカキャンプ村、トンネルを過ぎて海沢園地に到着します。ここから海沢探勝路がはじまり、三ツ釜、ネジレの滝、大滝が次々に姿を現します。大滝は登山道から離れて滝壺まで下ります。
大滝を見た後、登山道まで戻り海沢川に沿って沢音を聞きながら、北にある大岳山を目指して登ります。沢の水がなくなり、沢音がしなくなると登り坂が急になり、枝尾根の頭を目指して登ります。枝尾根の頭からは、やや東よりに進路を変え、左に大岳山頂をみながら高度をあげ、鋸尾根の縦走路に出合ます。ここからは、5分ほどで大岳山頂に登頂できます。

帰りは、鍋割山・奥の院への指導標に従って、鍋割山(1084m)に向かう。鍋割山からは直接、大楢峠に向かうマイナーな尾根路利用した。鍋割山から1時間弱で大楢峠に着くことができた。大楢峠からは、指導標に従って鳩ノ巣に向かった。



下の写真で枠のついてる写真をクリックすると拡大写真がでます。

アメリカキャンプ村

海沢川の対岸にはアメリカ風の雰囲気があったキャンプ村が見えた。
海沢林道にある海沢トンネル

海沢探勝路の入口(海沢園地)

奥多摩駅から1時間20分かかったが、ここまで車で来ることも可能。路肩には車2台、バイク1台が駐車していた。3つの滝をみて帰る人も多いのでしょう。ここにはトイレも用意されている。
三ツ釜ノ滝

釜が三つある滝。
ネジレノ滝

ねじれたような二段の滝だが、角度により一段目の滝が見えなかった。
大滝

海沢三滝で一番みごとな滝だった。
枝尾根の頭

ここでやっと大岳山の姿を見ることができる。
鋸尾根との出合

正面が海沢への道です。迷い込まないように木の枝が置かれていた。鋸山への縦走路は左側に進む。手前に進むと大岳山に行く。
大岳山の山頂

山頂は人出でにぎわっていた。
山頂からの御前山

春霞で写真に写る山は大岳山しかなかった。北は樹木が茂っていた。展望できるのは、南と東です。
鍋割山から大楢峠へ向かう入口

木の枝が置いてあるが、幹に黄色いテープが巻かれており、前に踏み後が続いている。手前の指導標に従って右の方に行くと奥の院に行く。
鍋割山から大楢峠へ向かう途中

落ち葉で路が分かりにくくなっているところもありが、木の幹のテープを頼りに進む。基本的には谷におりずに、尾根を歩く。
鍋割山から大楢峠への出口

大楢峠から100mぐらい御岳山寄りの裏参道に出合う。木の幹に黄色いテープが巻かれて目印になっていた。
大楢峠のコナラ

植林された杉に囲まれて、伐採されずに生き残った自然林のコナラの巨樹が対照的だった。
イワウチワ(岩団扇)

葉が団扇に似ているのは名前の由来になっている。鳩ノ巣近くの北面の岩の上に咲いていた。田中澄江の「花の百名山」のなかで大岳山を代表する花になっている。
鳩ノ巣渓谷