WPC EXPO2002 

KDDI

 10月19日(土)に東京ビッグサイトで行われていたアジア最大のデジタル展「WPC EXPO2002」を見学した。テーマは「ブロードバンド時代−ユビキタス・ネット社会を拓く」であった。インターネットも定着し、次のステップとして期待されているのが「ユビキタス」である。ユビキタス(ubiquitous)はラテン語を語源とする英語で、いたるところに存在するという意味である。パソコンや携帯電話に限らず、家電製品、ゲーム機、オーディオ機器、自動車、自動販売機等もインターネットをはじめとするネットワークに接続され、いつでも、どこからでもアクセスできる時代がすぐそこまで来ている。
 会場では、ホームネットワークのデモが多くのブースで見かけられた。しかし、家族のコミュニケーションにパソコンを通すことや、外出先からのビデオの予約することの必要性に疑問を感じる点があった。ホームネットワークは、技術的には既に可能だが、普及するにはコストに見合うホームネットワークの画期的な使用方法が提案されなければならない。
 この他に7、8年前に流行した手書き入力のタブレットPCが復活し、富士通やマイクロソフトのブースで展示されていた。NTT−BBでは、ブロードバンド映像サービスなどのコンテンツサービスも行なており、通信インフラの提供者だったNTTの変貌ぶりに時代の変化を感じさせられた。
 久しぶりに行った展示会では、コンパニオンの写真を撮る者も、撮られる方も慣れており撮影会も兼ねているような状況だった。

カシオ マイクロソフト マイクロソフト NTT−BB