インターネットの普及

 総務省は、3月7日に平成14年の「通信利用動向調査」の結果を公表した。これによると平成14年末のインターネット利用者は対前年比1,394万人増の6,942万人になり人口普及率54.5%(対前年比10.5ポイント増)で2人に1人以上がインターネットを利用していることになります。わが国のインターネット利用者は米国に次ぐ世界2位です。インターネット人口普及率も前年の16位から10位になりました。
 個人のインターネット利用端末は、パソコンからの利用者が5,722万人(82.4%)、携帯電話・PHS・携帯情報端末からの利用者が2,794万人(40.2%)、ゲーム機・TV等からの利用者364万人(5.2%)になっています。
 個人のブロードバンド回線利用率は、31.1%になっています。
 パソコンからのインターネット利用の内容では、「電子メール」が最も多く65.3%で、続いて「情報検索」の59.1%になっています。
 一時、日本が「インターネット後進国」であると心配されましたが、インターネットが急速に日常生活に定着してきていることをうかがわせます。

総務省の平成14年「通信利用動向調査」の結果のホームページ