失われた10年
1990年(兆円) | 2001年(兆円) | 増減率 | |
名目GDP | 450.5 | 500.8 | 11.2% |
名目政府最終消費 | 59.7 | 88.6 | 48.4% |
名目政府投資 | 21.6 | 26 | 20.4% |
税収(国税+地方税) | 96.2 | 85.6 | -10.6% |
法人企業売上高 | 1428.2 | 1338.2 | -6.3% |
法人企業経常利益 | 38.1 | 28.2 | -25.9% |
法人企業設備投資 | 57.5 | 36.5 | -36.5% |
個人資産(金融資産) | 1048.4 | 1405.2 | 34.0% |
市街地価格指数(1990年3月末=100) | |||
商業地(年度末) | 111.5 | 46.4 | -58.2% |
住宅地(年度末) | 109.7 | 79.8 | -27.3% |
1990年から2001年までの間に名目GDPは、11.2%伸びている。この間の法人企業のデータはすべてマイナスである。このGDPの伸びは政府の財政支出によるものである。麻生政調会長は、サンデープロジェクトでこのデータを示し5兆円から10兆円の財政出動が必要であると説いていたが、財政赤字についての説明がなかったので、説得力に欠けていた。 亀井静香は、50兆円の財政出動が必要だと言っているようです。このままだと、緊縮財政と財政出動が繰り返されことになりそうです。
将来に対する不安が、個人消費に向かわず個人資産の34%の増加になっている。地下の下落率は、商業地は住宅地の2倍になっている。バブル時の商業地の上昇率が高かった反動で下落率が高くなっている。