箱根山
東京都で一番高い山は雲取山(2017m)であることはよく知られていますが、23区内で一番標高が高いのが新宿区戸山公園内にある箱根山(44.6m)であることはあまり知られていません。
箱根山は、尾張藩の下屋敷跡で、寛文年間(1661年〜1673年)、尾張藩徳川光友が箱根山を中心に東海道五十三次に似せて作った回遊式築山泉水庭の戸山荘の名残りです。箱根山は庭園の中に造られた人工的な築山です。庭園は約45ha及ぶ広大なものでした。
明治7年(1874)から第二次世界大戦終了時までは、陸軍戸山学校の用地でした。
現在は、戸山公園のほか国立医療センター、戸山ハイツ、戸山高校、学習院女子大学等の敷地になっています。
氷河期の後、縄文前期・中期には温暖化が進み、ピークの6000年前には現在の気温より、平均気温が2度ほど高い状態にまで上昇した。最近、心配されている地球温暖化現象を本当に見せてくれた時代です。縄文海進と呼ばれ海面は上昇して現在よりも5メートルも高くなった。このまま地球温暖化が進めば都内のかなり地域が水没することが推測されます。