石油生産高(千バレル/日)
順位 2001年末 割合
1 サウジアラビア 8,768 11.8%
2 アメリカ 7,717 10.4%
3 ロシア 7,056 9.5%
4 イラン 3,688 5.0%
5 メキシコ 3,560 4.8%
6 ベネズエラ 3,418 4.6%
7 ノルウェー 3,414 4.6%
8 中国 3,308 4.4%
9 カナダ 2,763 3.7%
10 英国 2,503 3.7%
石油消費量(千バレル/日)
順位 2001年 割合
1 アメリカ 19,633 26.1%
2 日本 5,427 7.2%
3 中国 5,041 6.7%
4 ドイツ 2,804 3.7%
5 ロシア 2,456 3.3%
6 韓国 2,235 3.0%
7 インド 2,072 2.8%
8 フランス 2,032 2.7%
9 イタリア 1,946 2.6%
10 カナダ 1,941 2.6%


石油埋蔵量(億バレル)
順位 割合
1 サウジアラビア 2,618 24.9%
2 イラク 1,125 10.7%
3 アラブ首長国連邦 978 9.3%
4 クウェート 965 9.2%
5 イラン 897 8.5%
6 ベネズエラ 777 7.4%
7 ロシア 486 4.6%
8 アメリカ 304 2.9%
9 リビア 295 2.8%
10 メキシコ 269 2.6%


石油
 アメリカ(ブッシュ政権)のイラク攻撃の最大の理由は、イラクの大量破壊兵器や化学・生物兵器の存在だ。
 イラク攻撃の裏の理由には、フセイン後のイラク新政権からエネルギー源としての大量の石油を確保・支配し、サウジ一国に依存する現在の供給体制の再編を目指すというシナリオがある。
 アメリカの人口は2億8千万人で世界の人口62億7千万人の4.5%であるが、石油消費量は、26.1%にもなる。日本の人口は1億2千7百万人で世界の人口の2%であり、石油消費量は、7.2%になる。一人当たりに直すとアメリカは日本の1.6倍の石油を消費していることになる。 石油についてもアメリカは世界1の大量消費国である。
 太平洋戦争が始まった直接の原因も石油にあった。アメリカが行った対日禁輸により日本は石油を求めて戦争に突入することになった。
 「油断大敵」というが、いつの時代も石油をめぐって戦争が起こる。

出所:GeoHive Global Statistics