古代中世悪役列伝

 中野区立歴史民俗資料館が実施した古代中世の悪役を問うアンケート調査の結果、以下の名前があがった。共通しているのは、権力を握った者、時の政治を動かした者の名前があがっている。現在の判断基準からすると権力を思いのままにしたり、むやみに人を殺すことは悪いことだとされているが、当時の価値基準、人生観では悪いことではなかった。昔も極悪非道の悪人がいただろうが、そういう人は歴史から忘れ去られていった。歴史に名を残せる人は人をひきつける力をもっているから後世まで名を残せたと解説された。

古代

道鏡(奈良時代、称徳天皇(女帝)にとりいって、皇位につこうとした悪僧)

平清盛(平氏であらざれば人にあらずという思い上がり)

蘇我入鹿

藤原道長

中世

源頼朝(実の弟すら殺した冷血漢)

織田信長

後醍醐天皇

豊臣秀吉