会津駒ケ岳

 会津駒ケ岳(2133m)は、福島県南西部の桧枝岐ひのえまた村に位置し、福島県ではひうちヶ岳(2356m)に次ぐ高い山です。なお、3番目は飯豊いいで山(2105m)になっています。 台風14号の進路を気にしながら、2003年9月13日の新宿西口発の夜行バスを利用して会津駒ケ岳の登山口の桧枝岐村に向かいました。

 早朝は、小雨の降る中での登山が始まり、途中で雨はやみましたが霧のため山頂での展望を得られませんでした。下山の時は天候も回復し燧ヶ岳や日光白根山、男体山を確認することができました。

 会津駒ケ岳は、登り4時間、下り3時間の山になっています。国道352号の滝沢登山口から舗装された林道に入り緩やかな登り道を30分進むと林道の終点に達します。車で来た人は、ここの駐車場や路肩で駐車しています。本格的な登山道の入り口にはしごがあり、ここからしばらく急坂が続きます。会津駒ケ岳は、最初の登りは急ですが、山頂に近づくにつれて緩やかな登りになってゆきます。登りはじめて2時間たった中間点に水場があります。水場は登山道から下り3分、登り5分の所にあり、会津駒ケ岳では唯一の水場です。
 水場からさらに樹林帯の中の登山道を登っていくと、視界の開けた草原の中の木道に変わり、眼前に駒ノ小屋が見えてきます。駒ノ小屋からは、もうひと頑張りで山頂に立つことができます。

 帰りのバスの出発時刻までには、時間があったので桧枝岐温泉に立ち寄りました。泉質はアルカリ性単純温泉で無色無臭でした。電車で行く場合は、浅草から会津鬼怒川線で会津高原まで170分、会津高原から桧枝岐村までバスで90分です。

日光連山の山並み 燧ヶ岳

会津駒ケ岳周辺の山
カシミール3Dによる会津駒ケ岳山頂からの眺望

2003年9月13日(土)
新宿西口       バス              22:30発

2003年9月14日(日)
駒ケ岳滝沢登山口        5:00着       5:30発
はしご             6:00着
水場              7:30着
駒ノ小屋      
      9:10着
会津駒ケ岳           9:25着      10:00発
駒ノ小屋           10:20着      10:45発
水場             12:10着
はしご            13:20着
駒ケ岳滝沢登山口       13:50着
アルザ尾瀬前     バス  14:00着      16:00発
東京駅丸の内口        21:45着

所要時間  8時間30分
林道終点のはしご 会津駒ケ岳唯一の水場
木道の脇の池塘 駒ノ小屋
駒ノ池と駒ノ小屋 会津駒ケ岳山頂