12・10感動!国家改造集会
              
                                                 組織局長 松田  哲

  
 去る十二月十日、毎年恒例となっているわが同盟青年集会が「国家改造」と銘打ってお茶の水スクエアにおいて挙行された。
 早朝、本部に集合した同盟員、会員は、隊服に身を整え、一路靖国神社へ向かう。
靖国では大日章旗、同盟旗を先立てて一糸乱れず行進する。振り返る市民。身が引き締まるほどの厳かな雰囲気の中、昇殿して英霊の御霊に対し参拝する。栄光日本の伝統文化・歴史の重みを強烈に感じ、偉大なる民族への挺身を強烈に誓い合った。そして森垣委員長から訓示を受け激しい檄が飛ぶ!嫌が上にも各員のヴォルテージは上がっていった!
 午後一時、お茶の水駅頭でわが一騎当千の街宣部隊は、集会前の呼び込み街宣を迅速に展開する。「わが鉄の鮮烈に参画せよ!」「国家改造集会に結集せよ!」「己を改造して国家を改造せよ!」怒涛のシュプレヒコールの嵐に通行人が振り向き多くの群をつくる。
 午後一時半、街宣で意気が上がったところでいざ会場へなだれ込む。開場前から受付にはすでに参加者が長蛇の列をなしている!今回は従来のポスター貼りなどの宣伝よりインターネット、メールマガジン等の新規軸の宣伝媒体に力を入れたためか、若い参加者が多いのに驚かされた。
 午後二時、遂に、会場の重い扉が開け放たれた。
 一歩中に足を踏み入れると、そこには鳥肌が立つほどの異次元空間が待っていた。
 暗闇の中、スポットライトに照らされた大日章旗。脇には同盟旗や幟が林立する!
 フルボリュームの「民族の歌」が耳をつんざく!
 午後二時半、司会の松田哲組織局長が登壇し開会を宣言する。国民儀礼、祝電披露の後、まずは意志の会幹事・伊藤政志同志が壇上に上がる。普段は寡黙だが鋭い目で堂々の登壇だ。同盟と意志の会の活動報告、特に一年間の様々な時局に応じた抗議街宣の戦歴を紹介。中でも五月三日に敢行された朝日新聞阪神支局襲撃赤報隊十周年・朝日新聞抗議街宣に触れ、「民族を死滅へと導く反日朝日に対しては何をやってもやり過ぎることはない!」とぶち上げるや、会場からは「そうだ!」「その通り!」と万雷の拍手と共に歓声が沸きあがる。
次にわが運動の活動スライドが上映され、お茶の水街宣、抗議、集会、勉強会、教練と後ろを振り返ることなく駆け抜けてきた五年間が映し出された。
 余韻漂う中、土橋達也宣伝啓蒙局長の戦線報告に続く。いつもの土橋局長とは違った語り口だ。静かに、噛み締めるように、そして威厳を持って語り始めた。極まる感情をぐっと抑え、用意した原稿を棄て臨機応変に内容を変えたのだ。ビデオ、小冊子、機関紙、インターネット、メールマガジン、同盟宣伝啓蒙局の誇る様々なプロパガンダを紹介し、「運動自体が偉大な宣伝であり、ダイナミック、かつ先見性を更に磨いている」と各方面で高い評価を受けている同盟宣伝を披瀝すると、観衆はその遠大さ、深遠さに舌を巻いたのだった。
 三時半、集会はいよいよクライマックス、森垣委員長の基調演説へ突入する!「森垣中央執行委員長、入場!」司会が絶叫する!一斉に観衆が唸る!「待ってました!」「森垣委員長、万歳!」盛んに拍手と絶叫がこだまする。「元寇」の雄大で勇ましい歌と共に護衛の青山名古屋支部長を従えた森垣委員長が、ゆっくりと一歩一歩踏みしめるような足取りで壇上に上がった。
 大歓声が森垣委員長の開始動作によって瞬時に恐るべき静寂に変わった!
 何かが起こる!何かを与えてくれる!観衆は固唾を飲んで委員長の一言を待っている!
 「御来場の同憂同志の皆さん」静かにゆっくりと演説を開始した。口調は徐々に徐々に、レッドゾーンに向かっていく。「内閣不信任案?加藤紘一がずっこけた?それがどうした!その前に己自身はどうなんだ!他人にいつまで依存しているんだ!評論家がごまんといようが、何も変わらないのだ!行動だ!実行だ!世界を変え、国家を変え、社会を変えるのであれば、まず己自身を改造せよ!清冽な維新に燃えた精鋭が決起したとき、常に国家は改造されるのだ!」その激しい身振り、強弱激しい独特の煽動演説!まさに圧倒的迫力、気迫に、観衆は息を飲んだ!そして堰を切ったように怒涛の拍手が爆発した!「戦後デモクラシー粉砕!」「日米安保を打倒せよ!」「国連から脱退せよ!」隊員と観衆が一体となった灼熱のシュプレヒコールが会場を激しく揺らす!
 感動!感激!これぞ政治集会!これぞ青年の爆発だ!
 最後に全員で「青年日本の歌」を大合唱し、ジリジリと燃える熱砂と化した集会が終了した。褐色戦線万歳!超国家主義運動万歳!そして、偉大なる日本民族万歳!
 いま新しい時代が熱気とともに胎動したのだ!老獪な密室から、晴天の下、堂々たる若き青年運動の大行進によって国家が改造されるのだ! 

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