タペストリーについて

◆馴れ初め◆

とあるヴォーカルアンサンブルのジョイント企画で知り合ったギターの英とソプラノ のともべが、別企画の音楽会打ち上げ会場で飲みつつ、ダウランドを試みる話でもり あがる。数ヵ月後に試しに本番を踏むことを決め、ソプラノ、バリトン、ギターでの 練習を開始。 その後も継続して活動することになり、数ヵ月後にバイオリン、1年半ほど後にはガ ンバを加えた現在の編成に落ち着き今に至る。


◆名前の由来◆

1人1人がメロディラインをしっかりと持ちつつ、全体で見事な1つの世界を作り出 すルネサンスの音楽。 美しく織りこまれた1枚のタペストリーのように演奏できれば、そんな気持ちをこめ てこの名前をつけました。 ブロークン・コンソートとは、同種楽器の合奏=コンソートに対して、多種楽器が混 ざっている合奏のことを指してイギリスのある時代につけられていた呼び名、と辞書 に書いてあったので拝借しともべが命名。 その後友人から、コンソートとはガンバの合奏のことで、そこへ多種楽器が混ざる編 成をブロークン・コンソートと呼ぶと教えられた。このお話が本当であれば、1年半 のガンバ不在期間はまやかしのグループ。山森は来るべくして来た“要”的存在と言 える。


◆選曲の傾向◆

ダウランドを演奏してみたいと始まったこともあって、レパートリーは古楽系のもの が多い。ガンバを加えたことでさらにその傾向は強まり、その特徴をよくとらえた演 奏が可能になった。レパートリーを見て頂ければ一目瞭然だが、中世、ルネサンス、 バロックの時代の曲、またイギリス民謡もいくつか取り組んでいる。 しかしメンバーの興味にしたがって、いろいろな曲、いろいろなジャンルに取り組み たいというのがいつもの合言葉。今後のタペストリーもお見逃しなく…


◆メンバーの類似性◆

偶然にも全員が血液型O型。いろいろなことがなんとなく流れるように決まりつつ、 実はそれぞれとても頑固な個性を微妙に出し合っている5人。しかもそのうち3人は 獅子座。かなり我の強い集まりかもしれないが、練習はいたって穏やかに過ぎてい く。その他、稲田家以外の3人は江古田在住。他にも探せばいろいろ出てきそうな…