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旅行記・見聞録・体験談etc...

Scotland & England 旅行記(00/09/19-28)

★第8日(ロンドン1日目後半)

 昼食後、さっそくキングスクロス駅でケンブリッジ行きの電車のチケットを 買おうとしましたが、どうもどこでチケットを買えばいいのか、さっぱり・・ 駅のど真ん中にInformationカウンターがあったので、パンフレットを見せて このチケットがどこで買えるか聞いたところ、何やらちょっと離れている とのこと。向こうのホームの先に見える階段の下の通路がうんたらかんたら。 とりあえず歩いて行ってみるとなんだか離れたところに別のホームとチケット カウンターがありました。ケンブリッジまでの切符を下さいと言ったところ、 今日中に戻ってくるかどうか聞かれたのでYesと答えると、Cheap Day Return という割安な切符をちゃんと用意してくれました。お金を渡すのに、日本の カウンターだとガラスの下が空いているのでそこから手渡しするイメージ ですが、ここでは穴がないためお金が渡せません。ん?と考えていると 下を指さします。ガラスの下がへこんだお皿のようになっていて、そこに お金を置くとくるっと回転させて中へお金を入れるのですね。チケットを 買うともう、時間が・・・と走っていくけど改札もなく、電車にいきなり 乗る形でした。ちょっとばかし待ってくれてたかも。ふぅ。 電車の中は至って普通、結構ゆったりと座ってました。ただ待てども 車掌は来ず。一応車内にはチケットを確認するときに持っていなかったら 罰金のようなことが書いてありました。ケンブリッジについて駅を出る 時も特に切符を渡すところもなく、うーん、キセルする人はいないのだろう か?と不思議に思ってしまいました。
 ケンブリッジの街並みはすごく落ち着いた住宅地という感じで、歩く 人はみんな頭が良さそうに見えました。実際そうかもしれませんけど。 ケンブリッジ以外もそうだと思いますが、一つの大学というよりか、 いくつかのカレッジを総称してケンブリッジ大学と呼ぶようです。 我々が目指すはキングズカレッジ。ここの礼拝堂でコーラスが聴けないかと 思い、はるばるやってきました。相方さんが神と崇めているキングズシンガーズ のゆかりの地です。 途中いくつかの教会を巡ってキングズカレッジへ。外からも見ても 堂々たるものでした。周りのお店ではカレッジのマークが入ったトレーナー 等が売ってましたが、キングズカレッジの目の前のお見せでは、我々と 同じくらいの背の高さのベアーが学生服と学生帽をかぶっていて愛らしかった です。
 いよいよキングズカレッジ内の礼拝堂へ。ものすごく荘厳な雰囲気で、 今まで見たような教会と作りが違っていました。祭壇に向かって席がある だけではなく、祭壇への通路を挟んで向かい合った席もありました。ここで 歌を歌うようになっているのでしょうか。残響時間も長く、歌うと気持ち 良さそうでした。教会の中にCDや絵はがき等の お土産ショップ(?)もあり、そこのおじさん(?)にコーラスはないのか尋ねた ところ、学生は休みのこと。9月末なのでまだ夏休みだそうで。。。少し 残念でしたが、次に校内の中庭を散歩。なんとも広い綺麗な芝生が敷き詰め られていました。ど真ん中を歩きたい気分でしたが少し我慢。校内の川には パント(木のボート)がたくさん浮かんでいました。漕いでいるのは学生 でしょうか、かなり難しそう。
 キングズカレッジを堪能した後は周りのショップや市場を探索。 広い石畳の路上で果物などが売られている風景はアニメで見た外国の風景 そのもので気持ちがよかったです。思わずイチゴを購入。でも普通の近代的な ショッピングモールもありました。CD屋さんでは相方さんが物色し、 何やらお目当てのCDを購入。ついでにTVゲームでどんなものがあるかと覗いて みると、プレステのゲームは日本のものと同じ。マニュアルは英語なんでしょう けど、ドラクエやFFがあったのには少し感動。買いませんでしたが(笑)
 ケンブリッジをすっかり歩き周り(全部ではないですが)、疲れてきた ところで再びロンドンへ戻り夕食へ。いろいろ回ったためか、キングズクロス 駅前のイタリア料理のお店で再び食事を。店員さんもどうやらこちらを見て にっこりしたところを見るとお気づきの模様。でも本当に美味しいパスタと ピザでした。

 この日はガイドさん無しのためいろいろな初体験をし、何とも 言えない達成感や楽しさを感じました。あとはそうやって実際に触れて イギリスの街の雰囲気を味わえたことが貴重な体験となりました。英語圏で なかったらもっと苦労するのでしょうね・・・翌日は半日ほどガイドさん 付きでロンドン観光をすることにしておきました。いわゆる名所巡りですね。