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旅行記・見聞録・体験談etc...

Scotland & England 旅行記(00/09/19-28)

★第3日(インバネス〜グラスゴー)

 朝から晴れ空が広がって大変気持ちの良い1日。朝食後、バスに乗る 前にホテルの庭を散歩すると綺麗な花が植えられていたので朝から撮影。この 日はまずはネス湖観光。湖のほとりには既に廃墟となっているアーカート城 があり観光スポットとなっていました。城は崩れ廃墟となっていても、地面は きれいに芝が植えられていて、湖と空の青と緑の絨毯がなんとも美しい 光景を造り出してました。うーん感動。 小屋では日本語版のパンフも売られていたので 相方さんがこれを購入。
 このお城を散策した後にロッホ・ネス・モンスター・エキシビション センターへ。ネッシーの土産物センターですが。張りぼてのネッシーが お出迎えしてくれましたが、子供がいたらはしゃぐんでしょうね。残念ながら こちらはご老人一行なので、そういう人はいませんでした。で、ここも 日本の観光地同様、ネッシーチョコとかありましたが、単に長いだけ。。。 あとで同じ形で違うラベルのチョコもみつけました(笑)。 私の目をひいたのは、ネッシーの首1つ、胴体2つ、尻尾1つがばらばらに 配置できる陶器の置物。テーブルの上でもどこでも、これを置けば、そこ にネッシーが潜っているように見えるという代物です。思わず買っちゃいました。

[キーボードからネッシーが!]

 次に港町のフォートウィリアムで昼食をとり、しばし買い物をしてから グレンコー(コー峡谷)を通過。この景色には圧倒されました。このあたりの山は むか〜しの地理の授業で習った記憶があるのですが、氷河で削り取られた U字谷で急斜面の岩山がいくつも360度広がって ます。他に何も人工的な建物がないのもすごい。 寒冷な地であるため、高木は育たないので地面一面に紫色の小さな 花をつけるヒース(ヘザー)という低木の植物がはびこっているという感じ。 秋だったので、茶色一面でしたが。。。添乗員さんによると昔領地争いで いろいろと悲しい事件があったようで、グレンコーの物語を語った歌を 流してくれました。
 こういう日本にはない大自然に触れると、外国に来たなぁという 実感が湧くものですね。でも、こんなに何にもないところでも、急な斜面 でも、どこにでも羊が放牧されていつも草を食ってます(笑)。 結構たくましい動物だとわかりました。羊を囲っている柵はすべて天然の 石を平たく削ったものを積み重ねた石垣。1mくらいの高さの柵が延々と 山の斜面に連なっており、小型の万里の長城といったとこでしょうか。 羊は柵を乗り越えないので羊が1匹、2匹と柵を飛び越す姿は 見られないらしい。。。 イギリスに入ってもこの柵はあちらこちらで見られましたけど、すごい 労力です。
 ちなみにスコットランドにいる間はスコットランドの音楽、主に バグパイプの音がバスの中では鳴り響いてました。今でもバグパイプの 音を聞くと(TVとかで)旅行のことを思い出します。

   夜はグラスゴーに宿泊、夕食までの自由時間ではタワーレコードを 見つけ、いいCDがないか探したけれども相方さんのお目当ても特になかった 模様。店内は広いけど、いたってシンプルであっさりしてました・・
 夕食はソーセージ料理でしたが、オードブルではペースト状のものが 出てきて、何だろうと思いながら食べたらレバーっぽい味が・・・ 嫌いな味だけど、なんとなく残すのも悪いので一気に食べてたら、周りの ご年輩の方々、結構残してた・・いいのか日本人(笑)。その他、いくつか ソーセージが出てきたけれど、こちらのソーセージは食感がガムのよう。 中に何か入れているらしい。シャキッとかパリッとかいう感覚ではなくて、 ドイツとかの方がおいしいんだろうなぁと、とりあえず思っておきました(笑)。 ちなみに、毎日の朝食では必ずといっていいほどこのソーセージが お目見え。。。日本の旅館で出てくるみそ汁といったところでしょうか。

 この次の日はいよいよ、待ちに待った湖水地方への移動です。