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旅行記・見聞録・体験談etc...

Scotland & England 旅行記(00/09/19-28)

★第2日(エジンバラ〜インバネス)

 観光第1日目、とりあえずすっきり目覚めて朝食を食べにいくため食堂へ。 何時から食事ですよ、と言われた時間に行ってみると我々以外はみんな既に 揃っており、食事を取りに行ったりなんやらしてる。さすがご年輩の方々は 朝早い・・・。朝食はScotish Breakfast。English breakfastと同じなのだが ここはScotlandだからスコティッシュとこだわっているそうで。そういえば 旅行前にNOVAの先生に聞いてみたら、スコットランド人にEnglishと言うと 怒られるみたい。民族がそもそも異なるとか。ケルト民族とアングロサクソン。 遙か昔に世界史でも習いましたね。そういえば。でも、朝からこの朝食は 多かったっす。ベーコン、スクランブルエッグ、ソーセージ、 トースト、シリアル、フルーツ、ヨーグルト、コーヒーor紅茶などなど 腹一杯。実はこれが毎日続く・・
 まずはエジンバラ市内をバスで巡り、エジンバラ城へ。ドラゴンクエストV でエジンバラが出てきてた、というだけでなんだかワクワク。さすが高台に あるだけあって風が強くて寒い。そんな中帽子をかぶっているご年輩の方々、 おきまりのように飛ばされてました、帽子・・。城内は石畳に覆い尽くされ ていて、おぉさすが、と唸るしかない。
 でも一番面白かったのは城の入り口の衛兵で、タータンチェックのスカート を履いている下はパンツをはいていないとかで、風が強く吹きつけると 見えることがあるそう。突然ご年輩のおばさんが「あなた達の写真をとって あげると」とご親切に言ってきた。その後すぐにバスの中に入ったけれど、 そのおばさんはしばらく衛兵を見ていたようで、「あなた達ももう少しあそ こに居れば見れたわよぅ(にま〜)」と声をかけてきた。私は特に見たく ないんですけどね・・ ^^;
 昼食をするレストランはビール工場の近くだったためか、あたり一面 あま〜い酵母の香りがただよって・・うーん、すばらしい。でも私は ほとんどこの旅行中飲みませんでしたよ、アルコール。水道水の質も非常に いいため、そのまま飲めましたしね。昼食を同席したご夫婦はもう海外旅行 は今年で3度目とか。また11月にどこかに出かけるらしい。なんとも、 私も退職したときにはそのような身分になっておきたいところです。 みなさんに言わせると、若いうちにこんな外国に来られるのはうらやましい、 と言われましたけど。昔はもっぱら新婚旅行は国内だったとか。
 インバネスへ移動するバスの中ではひたすら周りの景色と羊に感動して ました。人口より羊の方が多いらしいですから。途中、干し草が円柱に 丸められて何個も転がしてあったのには笑いました。
 ホテルに到着し、部屋に入ろうとすると鍵が開かない。普通にねじるだけなのに うまく引っかかってくれない、そうこう困っていると、ご年輩の方々が集まって 心配してくれる。でも誰がやっても開かないので仕方なくフロントへ助けを よびにいくことにしてエレベータに乗ったところ、赤いジャケットの人が いたのでホテルの人だと思い、なんとか英語で事情を説明すると「私が 行きましょう」と来てくれた。ガチャガチャ乱暴にやると開きました(笑)。 どうやったのか聞いても「わからないけど早く回したら開いた」とか(爆)。 一件落着、で荷物を部屋に入れて少し休んだ後に夕食をとるレストランへ 行くために再びバスへ乗ろうとすると、さっきの赤いジャケットの人が 運転席に・・・ホテルの人でなく運転手さんでした(笑)。ロンドンまで、 1週間ずっと一緒でしたがこの人とってもいい人でした。
 そうそう、夜の街はどこを見てもロマンチックで感動ものだった・・・