少女まんが
少女漫画は私の人生を変えたと言っても過言ではありません。
正直、初めて少女漫画を読んだときはカルチャーショックを受けました。
高校生の時初めて読んだのですが、例えばりぼんに載っているような漫画は
女の子でいうと、小学校の低学年くらいから読んでると思ってました。
それらを読んだ時、女の子は小さい頃からこんなことを考えているのか!
とびっくりしました。同時期の男の読む漫画は、熱血バイオレンスものやスポ根
とかごく単純なストーリーのものが多く、大変幼稚に感じられました。
これなら女性の方が精神年齢が高い、といわれるのは当たり前だとわかりました。
特に私は男子校出身で、精神年齢(特に恋愛面で)は小学校6年のまま高校生に
なっていたと思います。当時私は結構自分勝手な人間で、友人と衝突したら
「もうあいつなんていいや」という感じで平気で縁を切っていました。ところが
少女漫画に出会ってからは考え方が本当に良い意味で変わりました。成長できた
という意味で。
残念ながら、私には女の兄弟はいなかったので出会うのが遅くなった
んですね。
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笑う大天使/河原 泉/花とゆめ
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厳密に言うと私が初めて読んだ少女漫画でクラスメイトに薦められました。
この作者(河原泉)の漫画は独特なほのぼのギャグで面白く、
少女漫画って面白いんだと私には大きな誤解を与えました。そして・・・他にも面白い漫画は
ないかと、クラスメイトにたずねていくことになり、、、はまったんですね。
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ときめきトゥナイト/池野 恋/りぼん
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はじめてカルチャーショックを私に
与えた作品です。それまで映画を見ても泣いたことがなかった私が、初めて漫画を読んで涙を浮かべて
しまいました。真壁くんが蘭世を振るシーンで。。。私は自己犠牲に弱いみたいです。
蘭世編しか読んでいません。
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星の瞳のシルエット/柊 あおい/りぼん
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東京ラブストーリーと通じるものがありますが、これも自己犠牲が美しく?描かれています。
私の中では永遠の名作。将来、結婚して
娘を持つことがあったら、香澄と名づけようと思ったくらいです(笑)。
後になるほど、カラーの絵が奇麗になっていきました。
柊あおいの「耳をすませば」は映画(アニメ)化したためご存知の方も多いかと思いますが
こちらは高校生が将来の不安を抱えながら成長する姿を描いたさわやかな作品で大好きです。
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小山荘のきらわれ者/なかじ 有紀/LaLa
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ここでりぼん系から脱出(笑)。りぼんと違い少し恋愛の内容のレベルが上がったのがわかりました。
単に好きとか嫌いとかでなく、それぞれの生活もテーマに入ってきてるよう
な気がしました。
この作者(なかじ有紀)の絵は好きですが、最初は男性の顔の区別がつかず、何度も
ページをいったりきたりしたのを覚えています。また、この作者は少年を
描く(表現する)のが大変うまいです。
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CIPHER/成田 美名子/LaLa
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子供のころからTVに出ていた双子の兄弟の生活を描いた作品。恋愛、生死、
兄弟、親子、さまざまなテーマが凝縮されているすばらしい作品。絵も大変奇麗でカレンダー、
思わず買っちゃいました。
この作者(成田美名子)の描くアメリカは大変おもしろいです。
アメリカチックを感じさせないです。他に「エイリアン通り」「ALEXANDRITE」「NATURAL」も同様です。
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フルーツ果汁100%/岡野 史佳/LaLa
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内容は普通の恋愛物ですが、絵がとてもかわいいです。私がイラストを描くきっかけ
となった作品。(今は描けなくなりました・・)
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ぼくの地球を守って/日渡 早紀/花とゆめ
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SFのジャンルが少女漫画でもあるのか、と最初に知った作品です。(いっぱい
あると思いますが・・)ドラゴンボールかあんたらは、と思ってしまうシーンが
いっぱい出てきます。今思うと、いろんな意味でちょっと恐い世界だな、と思ってしま
います。輪廻転生がテーマとして含まれています。
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OZ/樹 なつみ/LaLa
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人間の形をしたサイボーグのお話。サイボーグが人間の感情を理解する過
程が大変おもしろいでうs。少女漫画とは思えない迫力があります。熱くなります!
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ホットロード/紡木 たく/マーガレット
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周囲とぶつかりながら成長していく少年少女を描いた作品。
不良少年・少女と言う言葉がありますが、彼らはほんとに悪い人間なの
だろうかと、考えさせられました。でも暴走行為は迷惑だと思います(笑)
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少年は広野をめざす/吉野 朔実/ぶーけ
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なにか文学的なものを思わせる作品で、当時の私には難しい内容でしたが、とても印象に残った作品です。
今読んだらずいぶん違うのだと思います。
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サード・ガール/西村 しのぶ/コサージュ
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神戸の女の子、夜梨子のお話。ノリが大変良いかわいらしい作品。
いろんな言葉がかわいく表現されています。
ただ、連載していた雑誌が途中で廃刊になったようで一時中断し、
その後なんとか続きも出してはいたようですが、最後はどうなったん
でしょうか?知っている人いたら教えてください。8巻までは持って
いるのですが。
この漫画を読んで、神戸に住みたいと思ってしまいました。神戸大学に
行こうかな?とも思ってしまいました。でも、結局就職してから神戸
に住むことができて、めでたしめでたし。今は横浜ですけど。
西村しのぶはNTT(中国地方だけ)のカレンダー(春夏秋冬)4枚を描いてました。
「電話でうれしい春(夏秋冬)ですね」というキャッチフレーズ。
絵がとってもかわいく、うちの母親が大変気にいってしまい、ポスター
をでっかい額縁におさめて部屋に飾ってました。それからエプロンも
あって、我が家では使われていました。
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永遠の野原/逢坂 みえこ/ぶーけ
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25歳くらいになってから読んでも、思わず切ない気分になって
しまうような作品。(もっとも最近はめっきり読まないのですが、この漫画は
知り合いの方が良いから読んでみてと薦められました。)少年少女のさまざまな
形の恋愛が描かれていて、つい自分と照らし合わせてしまいます。