ひとのこころに境界線はあるのだろうか

ひとのこころはどれぐらいの涙がはいるのだろうか

そして

あなたのナイフはいつまでその強度を保っているのだろうか


わたしはなぜここにいて

じいっと嘔気や腐敗臭がするのを待っているのだろう

粘液でべとべとになったカラダと薄ら笑いが離れない

こんな自分をどこまでわたしは許せるのだろう


思いやりと偽善のまんなかを彷徨い

わたしはわたしのラインを探している

わたしはわたしの言い訳を探している


自分を井戸に突き落とすように



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