きっとずっと解り合えない

平行線上のアナタとあたし

それを補う体液の交換があると思っていたのよ


同じものを同時に見る事なんてできやしない

太陽と月みたいに

それさえ愛があるならば越えていけると信じていたのよ


いま目の前にひろがる深い谷底

あたしの血で埋めていけるものならば

喜んであたしは身を捧げるでしょう

だけれどそれはあまりに思った以上に深くて広すぎて

あたしの液体なんかじゃあ満ち足りなくて


さあ此処からどこへ逝こう

さむくて サムクテ サムクテ

もう逃げ出すべきかしら

もうヒトをやめるべきかしら

びすくどおるのよにあなたをみつめるべきかしら

また闇が解ける


串刺しで終わりにできないまま






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