ここでほんとのあたしを拾った
あなたがあたしにながれこみとけこみ
あたしはあたしに出逢えた
とおくで風が唸る音がする
そんな音なんて気にならないわ
混沌とした世界にいま ひかりがはなたれたから
手をそらにかざしこころを満たそう
あたたかなものであたしを満たそう
指先から愛がこぼれるの
まつげのさきから朝露がはじけても
そっと触れたくちびるにふるえを感じても
みずのように流れ狂う糸よ
滝のように流れいづる言葉よ
あたしをここで支えていて