もう触れることも 感じることも
もう無い
あなたの瞳もいきもこころさえ
感じさせない
そうしてあなたは永遠になっていくのだ
あなたの指先や唇や瞬くまつげさえ
言葉づかいやこころのくせさえ
あなたを封じ込めよう
こうしてあなたを殺していこう
もう変わることのない
妨げるもののなくなった彼の地で
あたしも殺されてく
こうやってすこしづつ砂に埋もれてく
呼吸もとまり目を閉じよう
心臓の音をたてるのをやめよう
あなたにとっても 永遠が見えたのだろうか
深い絆がそこに横たわったのを