アトピー・喘息等でお悩みの方へ


 クリニックへ来られる患者さん達にも言うのですが、まずこれらの症状を悪い物であると捉えないことが必要です。当クリニックの治療方針では、これらの症状は体が発している大切なサインであって、取り除いたり押さえつける対象にはなりえません。

 アトピーにせよ、、喘息にせよ、体の免疫が異常反応すること、すなわちアレルギー疾患とされています。現在、多くの医療機関では、このアレルギー症状をどう押さえるかが治療の主流になっている感があります。

 当クリニックでは、アレルギーは人間にとって必要な能力であり、それを押さえつけるのは間違いであると考えます。なぜならば、人が持つ異物処理能力の一端をなしているのがアレルギー反応であると考えるからです。

 赤ちゃんや子供はよく湿疹や咳き込みを起こします。
 それは子供の時期は始めて出会う物ばかりである事に原因があります。始めて出会った物は、体に分解処理できる能力が育っていなければ、体内に貯めておくのは危険につながります。そこで体の中で分解できない物を様々な方法で体の外に追い出そうとします。
 それを皮膚の新陳代謝の活性化で行えばアトピーになりますし、咳に乗せて追い出そうとすると喘息になります。したがって体の処理能力が高まると自然にこれらの症状は治まります。

 この処理能力が高まるいい例が漆職人です。漆は人によっては触れると全身に湿疹を起こすほど毒性の強い植物です。しかし、漆職人が触れてもほとんど湿疹を起こしません。それは漆を扱っているうちに、体に漆の処理能力が出来上がっていった為で、別に特別な人がやっているわけではありません。

 こうした考えに基づくと、食事制限や衣類の制限等の除去療法を実施することは、体の処理能力が成長する機会を奪うことになります。軽く湿疹が出る程度であれば気にせずに暮らさないと、着る物も食べる物も無くなってしまいます。積極的に近づける事もありませんが、意識して遠ざける必要性はありません。

 下田医師はこの処理能力を高めることで、アトピーや喘息の症状が出なくなるようにしています。その方法として東洋医学を中心にして行っておりますが、漢方の合わない方には西洋薬を使用しての治療も実施しております。