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中田、巨人戦一発勝負に向け集中

　２軍降格の可能性が出てきた日本ハム中田翔が、５日からの巨人戦（東京ドーム）を「熱烈視察」し、逆転残留を狙う。４日、札幌から東京入り。代打待機が濃厚だが、その一発勝負に向け、全神経を集中して結果を残すための準備をするつもりだ。「巨人は普通のチームと一緒（の感覚）だけど、すごい選手がいっぱいいる。ベンチで見ているだけでも勉強になる」と意欲をみせた。

ダルビッシュ規則的ローテで６日登板濃厚

　７連勝中の日本ハム・ダルビッシュが「コンディション優先」で、交流戦を乗り切る。５日からの巨人戦の先発は藤井、ダルビッシュの順番が濃厚。梨田監督は連勝、連敗をしやすい１カード２試合制の交流戦は初戦を重視する。ポリシーを貫けば、中５日でエースを初戦に回す策もあるが、回避する見込み。交流戦は今回も含めて毎週土曜もナイターで、すべて中６日の登板間隔と調整しやすい規則的なローテーションで臨む。今季初めて投手が打席に立つセ主催試合に先発するエースは「打席に立つかは分からない」とけむに巻いていた。

倉本聡氏と協力しエコ対策

　日本ハムが、脚本家の倉本聡氏（７４）と協力し「北の国から」本格的な環境対策に乗り出す。５月２９日に大社オーナー、藤井球団社長と球団職員２人が、倉本氏が活動している富良野を訪問して意見交換した。同氏が主宰する「富良野自然塾」に体験入塾。ゴルフコースを自然の森へ戻そうと植樹している活動の一端を実体験した。球団関係者は「これからの参考になる話ばかりだった」という。
　球団は昨年６月に「ファイターズ・エコプロジェクト」を立ち上げ、千歳市にある支笏湖の国有林に「Ｂ☆Ｂの森」と名付け、植林活動を開始し、試合中のＣＯ２削減などの試みを行っている。倉本氏には「アドバイザー」的な役割をしてもらい、助言、アイデアを求めていく。

6/5日刊スポーツ

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