我が家のキッチンにあるお気に入りの道具、雑貨たちの紹介。
料理を美味しく、楽しくしてくれる、一生つきあっていきたいモノばかりです。
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フランス製の煮込み料理用の厚手でかなり重い鍋。その機能性とフランス製らしいデザインには定評があり、
かなり前から憧れていたので購入したときは真夏だったが嬉しくて毎日煮ものでした。
厚手なので焦げ付かず、じっくりと弱火で煮込むことでまろやかな深みのある味に仕上がり、 そして何よりデザインがgood。シンプルな形に鮮やかな色。オレンジ、黄色、青、赤、白、モスグリーン があって、どれもそれなりに良くてどの色にするか真剣に悩みました。 値段も張るけどそんなのはすぐに忘れてしまうほどこの鍋は魅力的。 買いに行くときはとにかく重いので車で行くことをお勧めしますが、最近お手頃通販サイト見つけました。
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炒飯って美味しく作るのなかなかむずかしくて、味はともかくとしてなにせご飯がパラッといかないもの。
この悩みの解決法の一つは、鍋に有る、絶対。照宝の中華鍋は何が良いのかって、
とにかく焦げ付かない。鍋の中でご飯がさらさらすべる感触がたまらなく気持ち良い。
あとはもう少し火力があれば完璧なのになぁ。 使い始めは、鍋に水を入れ沸いたお湯でクレンザーを使って 2度磨く。その後ニラ又はネギを黒くなるまでいためる。 洗う時は中性洗剤は使わずに水またはぬるま湯のみで洗う。こうして適度な油分を保てば焦げ付かない。きちんと扱ってあげれば、 美味しい料理になってかえってくるのがわかるから、ますます愛しくなります。 ★ココで買えます… 横浜中華街・大通りにある中華調理器具の専門店「照宝」。鍋以外にも中華街のシェフが使う器具がわんさか。
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調理師免許を取得したお祝いに知り合いに「純子」のネーム入りのものを頂いた。 当時の私は良く切れる刃物、といえばゾーリンゲンくらいしか知らず、やっぱドイツ製よね〜なんて 言っていたのだが、日本の刃物メーカーは素晴らしいことに感動。 和包丁の鋼の切れ味を残しながら、スウェーデン製の合金を使い錆びにくできています。 私はデザインもシンプルで美しく、かつ機能的な外国製が大好きなのだが、日本製の道具たちもやっぱり 優秀だなぁと感心。 ★ココで買えます… デパートの調理器具売り場で扱っているところもある。名前を入れてくれるかどうかは不明。 |
和洋を問わず、布好きです。パリで、モンマルトルの丘に行ったときに偶然通りかかった布の問屋街にはありとあらゆる布が売っていて、
しかも安い、さすがファッションの国おふらんす!って感じ。。 欲しかったプロヴァンス柄の生地も、現地のお土産やさんで買うより安いし種類、在庫ともに豊富。 目の覚めるような青と黄色の花柄のコットンは、テーブルクロスにと購入。落ち着いた青い生地にさりげなく小花の織りがあるクロスにはシンプルな白い皿が似合いそう♪ こういうことを考えながら布を選ぶのは本当に楽しいです。 真っ白で格子の織りの布では、50cm四方に切ってナフキンを作りました。既製品は高いしなかなか思うような生地がないからクロスやナフキンは、気に入った布があったら自分で作るほうがお得。 ★ココで買えます…
パリ18区のサクレクール寺院に登る坂を少し右に外れたあたりに布屋さんが並ぶ通りがある。メトロ最寄り駅は2番線Anversあまり治安の良い地域ではないが昼間ならok。「マルシェ・サン・ピエール」は5階建ての建物全部が布屋さんで何でも揃う。 |
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上野の不忍池では毎年、花火大会のころに合わせて骨董市が立つらしい。古い物の魅力って何だろう?きれいじゃないし、使い難いのは
分かっていてもなぜか心惹かれます。 ソバ猪口を探していたのですが、店のおばさんの勧める古九谷の湯呑みを 2つ購入。正造という九谷焼のけっこう有名な作家の若い頃の作品で、鳥の目がマンガチックなのが珍しいんだとか。骨董の知識なんて全くなく、騙されてるかもしれないけど私が見てそれに 魅力を感じたのだから本物だろうが偽者だろうが関係ないのです。日本酒や中国茶用に愛用してます。 ★ココで買えます… 上野公園の不忍池周辺で、毎年上野の夏祭に合わせて開催される夜の骨董市。 開催期間は連続25日と長く、出展業者も怪しくなく、夏祭の感覚で気軽な雰囲気、 外国人やオシャレな若者もけっこういた。 |
2−3年前の誕生日に友人からプレゼントされた、縦15cm横25cmくらいのカッティングボード。 一緒に買物をしていた時に見た、チーズ用の小ぶりのカッティングボードを真似て、 板を削ってjunkoの名前入りで作ってくれました。 小さくて軽いので山登りの時持っていったりしていたが、最近はもっぱら自宅のキッチンにて大大活躍!このサイズ、軽さが使いやすく、大きな桧のまな板の出番はごくごくまれです。 ★ココで買えます… 世界にヒトツしかない、心のこもった贈り物。その後「友人」は「夫」に昇格?しました。材料費は数百円?
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この銅製おろし金は贅沢品。おろし金ごときにと思う方もいるでしょうが、京都の職人がひとつひとつ手作りしたこのおろし金は、
目が鋭いから繊維を崩すことなくふっくらとみずみずしい大根おろしができます。銅製でかなり重たいが、重厚で丁寧な作りに老舗刃物屋の貫禄を感じます。
「有次」は400年も続く京都の鍛冶屋で、今では包丁を中心に調理器具を作っていて、どれも芸術品のような美しささえ漂います。 あれもこれも欲しくなってしまい、アルミ打ち出しの雪平鍋と菜箸も一緒に買いました。 ★ココで買えます… 本店は京都。日本橋の高島屋、築地にも店あり。京都本店の住所は、京都市下京区堺町通松原下る鍛冶屋町242 |
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欲しかったオーブンをとうとう買いました。いつかはシステムキッチンのガスのオーブンが欲しいのですが、
賃貸なのでそうもいかず、でも、鍋ごと調理できるくらいの、おっきなオーブンが欲しかったのです。
イタリア・デロンギ社製のコンベクションオーブンはこれまたシンプルな造り。日本のものはこのサイズに なるとどうしても機能満載、あれもこれもボタンひとつでできてしまうのはすごいけれど、私は大きくて、 コンベクション機能があることが条件。コンベクション=対流で、熱が均等に伝わるので焼きむらがなく、 お肉などはふんわり柔らかくしあがります。多機能なものは意外に個々の機能がおろそか であったり、故障しやすかったり。このへんも私の外国製品が好きな理由のひとつ。(日本製品のややこしい 操作についていけない、という説もあり) 料理好きの人は、プロになった気分で楽しいかも。 ★ココで買えます… 小型のものは町の電気屋さんにも置いてありますが、大型はどうしても見つからなかったので通販で購入。「通販生活」という雑誌から。 |
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ガステーブルを買うにあたってこだわったのは、まず、チャーハンがパラリとできるくらい
の十分な火力があること。グリルは使わないので、もともとついていないもの。グリルは掃除が
面倒そうなので嫌だったのだが、このガステーブルを買ってから、「掃除がラク」と
いうことがどんなに大切かしみじみ分かりました。
錆びにくい18−8ステンレスで段差が全く無いシンプルな造りのため、掃除がとにかく楽。 無駄を省いた業務用のようなデザインも美しい。最大火力6000kcalで、250kcalのトロ火も可能。 最大火力で炒め物を作るときは恐いくらい。値段は少々高いけど、買って良かったものNo.1! この機能美、見て下さい! ★ココで買えます… 「クロワッサンの店」という生活雑貨店で購入。機能的でデザインの良さにも定評があるものが集められていて見るだけでも楽しい。通販もあり。 |
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今我が家にはフライパンが3つ。一つは銅製。重くて大きく、油もなかなかなじんでくれないけれど、熱周りの良さは抜群。もう少し仲良くなりたいものです。 お好み焼きやパンケーキが上手に焼けなかったのでもう一回り小さい鉄のフライパンも 買いました。まだ新しくて油をひかなければ使えないけれど、はやく油がしみて良い感じになってくれればなぁ、 と使い続け早2年。いまだに相性悪いのは使い方が悪い? クレープやパンケーキ、ステーキ用にと買ったLODGEのスキレット。この重厚な顔が好きだけど重過ぎる! 料理の腕よりも二の腕のたくましさに磨きがかかる今日このごろ。。。。 夫はテフロンがほしいようですが、私は焦げ付かないタイプのものはあまり好きではない。鉄や銅の重厚な質感が好きなんです。 デジカメではそれが再現できないのが残念。
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なぜか最近、モダンなものよりも古いものに惹かれます。
ほんの些細なものでも「物を作る」という作業に携わっていると全ての物に対する見方が丁寧になるような気がします。以前は、洋服にしても家具にしても、簡単に買って、すぐに飽きてしまい、また
別のものを買う、というように、現代の消費社会に貢献していました。自分でも陶芸教室に通いはじめると、
作る、ということがかけがえのないことと思うようになり、こうして作られた製品たちと真剣に付き合って
あげたいと思うようになったのかも。
だからなのか、作った人の愛情の跡が少しでも見えるようなものが好きです。良いものが時代を超えて
大切にされているのは素敵なことと思います。
中古のダイニングセットを買ったのはそんな思いから。50年程前のイギリスのもので、木はオーク。高価なものを買わなくても、たくさん買い物をしなくてもセンス良く暮らしている人になりたいものです。 ★ココで買えます… 横浜クィーンズスクエアの中にあるアンティーク家具ショップ「ロイズ・アンティーク」にて購入。関東周辺に何件かあり、保証もしっかりしていて安心な感じ。 |
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柳宗理という人を知ったのは、雑誌で彼のデザインしたステンレスボウルについての記事を読んで。
少しくすんだ感じの18−8ステンレス製ですっきりと無駄のない美しい作品。毎日使う台所用品でありながら芸術品を
見ているような美しささえ感じます。 無名の職人が作ったその土地の暮らしに根づいた器や道具に美しさを 感じ、「民芸」と名づけたのは彼の父・柳宗悦氏ですが宗理さんはモダンな工業デザイナーであり、食器から 家具、高速道路のデザインまで手がけているとか。 安いから高いからではなく、本当によいものを選ぶこと、 選ぶ目を持って長く大事に使えるようになること、心がけてはいるけれど、買い物って難しいです。 ★ココで買えます… ボウルやスプーンなどの食器は地方のデパートや雑貨屋でも置いてあります |