diary

道中は雨。カッパ着てがんばるか～と気合を入れたものの、平湯バスターミナルについた頃は雨もやみ、梅雨の平日、ほぼ貸しきり状態のバスに乗り込み、上高地へ。今回はノゾミ（１１ヶ月）を連れて初の久しぶりの上高地トレッキング。

河童橋から２時間半の森の中をゆき、あたり一面緑・緑・緑の徳沢ロッヂに宿泊。山小屋とはいえ食事もお風呂も整っていて、何より人が少なくて宿の方もほかのお客さんも子連れの私たちをとても温かく迎えてくれました。翌日には雨もやみ、青空＆穂高の山々が！あきらめていただけに喜びも倍増、足取りも軽く、おまけにベビーキャリーからひょっこり顔を出すわが息子は道行く人たちの注目の的！！おばちゃま連中に囲まれたりして。。。。

出産前は、赤ちゃんの記憶なんてどうせ覚えてないからどこに行っても無駄って思ってました。でも変わった。周囲に迷惑をかけない範囲で、できるだけいろんなモノを見せてあげたい。いろんな空気を吸って風を感じて、自然の音を聞いて。楽しいという空気を共有したい。私たち二人が心の底から笑って、楽しんで、そういう雰囲気を感じ取って朗らかに育ってほしい。幼児用のおもちゃやテレビやCDを与えることよりも、部屋が散らからさないよう子供を見張ることよりも、オムツのメーカーのことよりも、私が大事で一番こだわっていきたいのは、そういうこと。上高地で、背負子姿の夫の背ごしに見る穂高の山を見ながらそう思いました。