21th STAGE 終わりに
自転車が競技スポーツである以上、速く走る為の道具に他ならないが、
あらゆる条件で高度にバランスされた自転車はやはり美しい。
そこには造り手のこだわりや遊び心が盛り込まれている。
職人、技術者が知恵を絞って出来たもの。いうなればアートである。
アメリカのフレーム、日本のパーツは自転車産業に貢献している。
機能的、経済的に大きな存在意義を持っている。
しかし、もっと違う視点に立ってもおもしろいと思った。
あえてタブーに挑戦したソフトマシーンはかなりいい自転車となった。
最新パーツを使っているにもかかわらず、独自の世界を構築できた。
人間対自転車、自転車対フィールド、フィールド対人間との対話。
ツール・ド・フランスのような特大のレースから個人的なツーリングまで
このリアルな対話で魂は大きく揺すぶられてしまうのだ。
ソフトマシーンはベルエキップ遠藤さんの作品です。
強烈な技術・想像を絶する工夫で造られたもの。
改めて敬意を表したい。
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