ROYAL HUNT
デンマーク発の美旋律メタル(ロック?)バンド。私事で恐縮ですがメタル系で一番最初に聴いたのがこのバンドで、このサウンドでメタル耳を育んだので、特にどこが魅力!とかって感覚が希薄だったりします。キーボードとギターが主体、かな。 『LAND OF BROKEN HEART』(1st)
今聴いてもいいなあ、と思える驚異の完成度のデビュー作。新日本プロレス蝶野正洋の入場テーマとしてあまりにも有名な"MartialArts"を収録。 『THE MAXI - SINGLE』(Mini)
1stから5曲のアコースティックバージョンと次のタイトルチューンを収録。現在はこの5曲はそれぞれボーナストラックとして1st,2nd,3rdに付いてたと思います。ピアノがリリカルで宜しいです。 『CLOWN IN THE MIRROR』(2nd) 『FAR AWAY』(Single) 『MOVING TARGET』(3rd) 『1996』(Live) 『PARADOX』(4th)
最高傑作と謳われたこの作品はB!誌のレビューで96点という破格の評価を受けた。ジャケットにはステンドグラスが描かれ、また先行シングルのタイトルが"Message
to God"と、宗教を題材としたコンセプトアルバム。 『PARADOX -CLOSING THE CHAPTER-』(Live) 『CHANGING SKIN』(Andr Andersenソロアルバム)
『IN THE LATE HOUR』(Andr
Andersenミニアルバム)
騒動渦中に出たアンドレ・アンダーセン名義のアルバム。ジャケットはヘビ皮柄でカッコいいんですが、歌詞がどれもこれもD.C.のことを非難しているかのようなディープなものばかり。裏切り、とかさ。元々この人の書く歌詞は重いんですが、時期が時期だけに邪推してしまいましたね。 『FEAR』(5th)
約2年に渡る醜聞の末にD.C.クーパー解雇、という人気・サウンド面共に大打撃な状況下で、ARTENSIONのジョン・ウエストを新ヴォーカリストに迎えた新生ロイヤル・ハントの作品。バンドロゴ(紋章?)が再びジャケット一面を飾っています。 期待と不安の中の1曲目"Fear"のイントロには語りなんか入っちゃってて、大層焦らされます。ジョン西の声はまだぁン?? ・・・んむむ、意外にも割と違和感ないデス。バックコーラスは今回もケニー・リュプケだし、アンドレのソロで「DCじゃないロイヤル・ハント」を既に体験していたからなのかも知れません。まだ4回くらいしか聴いていませんが、優もなく不可もなく、というのが感想です。音はいつも通りだし、過剰な期待はしていませんでしたので。ただミドルテンポの曲が多いなあ。Liveを観に行きたいか?と問われると、うーんというのが正直なトコロではあります。 『THE MISSION』(6th)
ここ数年ですっかり興味を失ったRoyalHuntなんですが、とりあえず義務的に買わねばなりません。我ながら律儀だなあ。2000年末に出た先行シングルだかミニアルバムだかは流石にパスしちゃいましたけどね。また発売に先立ち7月にプロモーションに来日した御大アンドレを観に新宿まで行きまして、BGMとしてかかっていたのを聴く限り、結構良さげだったのです。
コンポにセットし、作業をしながらまず一聴。この『「ながら」聴き』ってあたり熱意のなさが顕著ですが。そのまま繰り返し3回聴きました。特に必殺チューンがあるというわけではなくてもアルバム通して聴きたい、と思わせるのがRoyalHuntの特徴だったので、この時点で今作は合格なのでしょう。
さて一次試験は合格だったので(笑)ヘッドフォンで聴くことにしました。・・・あああ、いいかも今作! 往年の緊迫感のあるサウンドです。あいかわらずドラムが軽いのですが、キーボードとギターを聴くべきバンドなので問題ナシで。特にスピードチューンの4."Surrender"、コレだよそうなのよコレがRoyalHuntに望まれているものなのよ。こうしてみるとケニー・リュプケのクワイヤはRoyalHuntのサウンドに不可欠なのかもなー。ちなみにデジタルなサウンドを導入でうんたらかんたらとかいわれてましたが全然気になりません。スペーシーなコンセプトにマッチしてます。
うーん、ダレまくってて退屈だった前作は聴かなかったことにします。スティーン・モーゲンセンのコーナーストーンも忘れました。ジョン・ウエストのArtension時代の悪印象もなくなりました(やっぱArtensionって曲メロがつまらな過ぎだったよ)。RoyalHunt一応復活!だね。・・・でもでもやっぱりDCが歌ってたら最高なのになーとか思っちゃう。
ところであれだけ文句いって辞めたテイチクとどうして再契約なんですか?? 『Infaturator』(Silent Force's 2nd)
D.C.がドイツ勢(やっぱり)と結成したSIlent Forceのセカンドアルバム。前作ではどうも突出した曲がなく、疾走はしてはいるもののメロディーにイマイチそそられなかったデビューアルバムから2年。吹っ切れたねキミ達!て感じにメロディック&スピーディー! うむうむ。こうじゃなくっちゃね。
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