BLIND GUARDIAN 純正ドイツ産のえらく人の良さそうな顔したお兄ちゃん四人組。ファンタジックなヘヴィ・メタル、とは如何なるモノか?と思ったらこのバンドを聴いてみて下さい。ハンズィ・キアシュのデス声にも近いしわがれたようなだみ声ヴォーカルと哀愁溢れる独特のギターの音色、そして激しくも決して単調ではないドラミングがたまりません。またファンタジー全開の歌詞がやたらと長く、覚えるのが大変なのも特徴。 『BATTALIONS OF FEAR』(1st) デビューあるばむ。このバンドをいたく気に入ったならばともかく、特に買う必要はないでしょう。もっと新しい作品のが素晴らしいから。 『FOLLOW THE BLIND』(2nd) HELLOWEENを脱退したカイ・ハンセンが2曲に参加、一部Vo.もとっており、「ィア゛ーーーー」と叫ぶ癖も相変わらず。好きですけど。内ジャケのQueensryche、FatesWarning、SavatageのTシャツをメンバーが誇らしげに着ている姿が実にナイス。特にアンドレ・オルブリッチ(g.)に至っては自らBlindGuardianのTシャツをホントに嬉しそうに着ちゃってますからねぇ。この微笑ましさ満点の和み感がこのバンドの味。 『TALES FROM THE TWILIGHT WORLD』(3rd) 独特のサウンドがいよいよ輝きを増し、今作で日本デビューを果たした彼ら。ハンズィのヴォーカルも吐き捨て型からちゃんとした唄い方に。 『SOMEWHERE FAR BEYOND』(4th) 最高傑作。 『TOKYO TALES』(Live) 大先輩のSCORPIONSのライブ盤『TOKYO TAPES』にあやかって『TOKYO TALES(東京物語)』と名付けられた最強のライブ盤。初来日公演熱烈歓迎で、もう完全にクワイヤ隊と化しちゃってるオーディエンスがすごいです。この1枚があれば、初期の2~3枚の作品は要らないんじゃないカシラ。 『IMAGINATION FROM THE OTHER SIDE』(5th) 初めてブラガを聴いたのはこの作品でした。うわーすげーデスっぽいぃ!と焦ったものです。幾分ヘヴィになってはいますが、勇壮で荘厳な曲の出来が素晴らしいデス。タイトル曲の制作には8ヶ月要したんだとか。・・・どうやって生活しているのかと心配になります。 『THE FORGOTTEN TALES』(企画モノ) 『NIGHTFALL IN MIDDLE-EARTH』(6th) |