Dinner with ANGRA

 このページの配色は『Holy Land』のイメージでフ。

 98年12月、2度目の来日公演に先駆け、レコード会社のビクターの企画でメンバーとのブラジル料理夕食会、というのがあったのです(当時は毎週欠かさずBAY FM『パワー・ロック・トゥデイ』をチェックする熱心さを持ち合わせていた)。で、ハガキに住所氏名年令、12/5のチケット持ってます、とだけ書いて送ったところ、まさかの当選。しかもたった4人のなかの1人だというではないですか。まさに数日早い誕生日プレゼントですわい。ちょうど不幸が訪れた直後だったので、その埋め合わせかな、とも思いました。

 写真映りの良い2枚を誇らしげに公開。ムフ。いや、自分もさることながらね、マトスさんがですね、この人アングルによって男前だったり「!?」だったりと、著しく変化するのですよ(笑)。ラファエルはどこから見てもハンサムにいさんです。

マトスイトウビッテンコー
↑アンドレ・マトスさん、わたくしめ、ラファエル・ビッテンコ−トさん (l. to r.)

アンドレラファエルファン4人
↑ぼくのとなりにいるのはブラインドガーディアン日本版オフィシャルHPを運営なさっているシオリさんです。勝手に紹介していいのか?

そのうちもうちょっと詳細を書こうかな、と思ってまーす。
ブラウザのBACKで戻って下さいな。


その日大学から帰ると留守電にメッセージが。

「ピー、12月2日、1件デス。

『ビクターの者ですが、ANGRAとのディナーの件なんですが、都合はよろしいでしょうか? ○●までご連絡下さい』

 ピー。」

マジかい! とりあえずビクターにお電話。

ここでちょっと疑問。メタルレーベルといえば、ビクター。しかしビクター=メタルではないだろう、世間一般は。SMAPとかビクターじゃありませんでしたっけ。そんな会社の受け付けのお姉さんにいきなりANGRAって単語が通じるのカシラ。

「あのう、ANGRAとのディナーの件でお電話したんですが・・・」

これで難なく取次がれたあたりすごいレコード会社です。

電話の早い者がちとかではなく、ちゃんと私が当選した様です!20人くらいのファンの集いみたいな感じカシラね。ラッキー!

「他に何人のファンの方がいるんですか?」「3人です」

マジかい! 一億二千数百万分の四人のうちの一人ですか、わたくしは!

ていうか、イベントの前日に当選通知て!!

そういうわけで、翌日原宿のブラジリアンレストランにて二度目の日本公演を控えたANGRAのメンバーさんと御食事というなんたる幸運に見舞われたのであります。

翌日、雨が降る寒い日でした。夕方6時だか7時だかその辺(註:2年半も昔のことなんで覚えてないです)に表参道のマクドナルド前が集合場所でした。なんて分かりやすそうで分かりづらい集合場所なんでしょう。ちなみに我々も担当の方も目印のバラとか目印のMANOWARTシャツとかそんなものは一切なし! ちゃんと集えるんでしょうか・・・

とりあえずマックの前に来たんですがー、えー、周囲の人の顔をうかがおうにも傘が邪魔です!邪魔過ぎです!雨シット!! まさか見知らぬ人の傘の中を覗き込むわけにもいかんし・・・。とそんな空気を隣の女性も発しています。お互いなんとなーく隣を気にしています。ここはイッパツ声をかけよ!GO!!

多分私から声をかけたと思いますが、案の定ANGRAディナーの方でした。なんつーか、独りぼっちから同士を得た時のこの心強さったら!

というわけで隣の女の子と話ながら待つ。多分同い年だったと思う。そうしてるうちに担当さん登場。他の2人の方もちょっと離れたところにいました。

「アンドレとラファエルの2人はもうちょっとしたら来ますので、先にレストランに移動しましょう」あ、この2人だけですか。メンバー全員を想定していたんですが、ちょっと残念なようなホッとしたような。だってリカルド・コンフェソーリ(Dr.)の真ん前とかの席になっても食事の間ずっとトークだなんてムリ。なに話していいやら。

さてこのとき担当さんは当選者のFAXを持っており、それで参加者の名前確認したんですが、そのときちらっと見えましたのよ。

Andreに会わせてANGRAに会わせてKikoに会わせてANGRAに会いたいRafaelに会わせてANGRAに触りた〜いAndreに会わせてANGRAに会わせてKikoに会わせてANGRAに会いたいRafaelに会わせてANGRAに触りた〜いAndreに会わせてANGRAに会わせてKikoに会わせてANGRAに会いたいRafaelに会わせてANGRAに触りた〜いAndreに会わせてANGRAに会わせてKikoに会わせてANGRAに会いたいRafaelに会わせてANGRAに触りた〜いAndreに会わせてANGRAに会わせてKikoに会わせてANGRAに会いたいRafaelに会わせてANGRAに触りた〜いAndreに会わせてANGRAに会わせてKikoに会わせてANGRAに会いたいRafaelに会わせてANGRAに触りた〜いAndreに会わせてANGRAに会わせてKikoに会わせてANGRAに会いたいRafaelに会わせてANGRAに触りた〜いAndreに会わせてANGRAに会わせてKikoに会わせてANGRAに会いたいRafaelに会わせてANGRAに触りた〜い

12/5のチケット持ってます。

BigTheぶどう

三鷹市新川6-**-** E-2**

0422-**-8*7*

ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え!ANGRAラヴANGRA大好きですANGRA命ANGRA萌え! ANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよ"Carry on"が入ってないカラオケには行かないわよHelloweenのフォロワー扱いした奴は土下座しなさいANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよ"Carry on"が入ってないカラオケには行かないわよHelloweenのフォロワー扱いした奴は土下座しなさいANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよ"Carry on"が入ってないカラオケには行かないわよHelloweenのフォロワー扱いした奴は土下座しなさいANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよ"Carry on"が入ってないカラオケには行かないわよHelloweenのフォロワー扱いした奴は土下座しなさいANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよANGRA以外は認めないわよ"Carry on"が入ってないカラオケには行かないわよHelloweenのフォロワー扱いした奴は土下座しなさい

え・・・っと、私と他の皆さんとの間にものすごい温度差があるんですけど!

どうもですね、この手の企画は気合いの入ったファンばっかり集めると手に負えなくなるということで、それを緩和するようなのを選んだりもするみたい。もしかしたらこの『必要事項のみを書いて応募』、という作戦結構有効かも知れませんよ。責任取らないけど。

さてブラジル料理店に着きまして、席に着くのですが、まあ私率先して端っこ座るべきでしょ。他の皆さんの熱さを思い知らされちゃってるんで。しかも他3人は女性です。アンドレとラファエルも野郎ファンより女性ファンの方が嬉しいでしょうしね。

しばし待つ...

アンドレラファエル登場!(+担当氏と知らないブラジリアンwithハンディカム1名)

ウヲー!来たよ!!本物だよ本物!!(←当たり前だが)
つーかこの人たち
ホントにレザー着てるよ!!!

ビビる。考えてみるとアンドレ(とキコ)とはアルバムのプロモーションで握手してるんですが、そういえば。しかし緊張しまくりの私。しかしここは黒?一点の身としてはヤハリ先頭きって挨拶せねばなるまい。"Nice to meet you."、そしてアンドレとラファエルと握手!無事終了。とここでシオリさんがアンドレ相手にポルトギーズで挨拶や自己紹介を。うはー!すげえ。意気込みが違います。

さて主賓がいらしたところで皆が席についたのだが・・・、あー・・・、やっぱ通訳なしなのね。キビシイよこれは!

謎のぶらじりあん

ラファエル

アンドレ

担当の方

女性ファン

シオリさん

女性ファン

↑この様な配置でござった。



一番最初に誰と何を話したのかまったく覚えていませんが、とりあえず私はフロントマンのマトス氏に関する予備知識しかありません。ビュッフェ形式で皿に料理をとってきまして、食事開始です。しかしこんな緊張状態では味なんてわかりゃしません。そんな中、ラファエルにブラジルで良く食べるというパンをすすめられる。なんかチーズ風味でもちもちとした食感。『ポンデクェージョ』というらしい。というわけで、今やかなりメジャーとなり、ちょっとしたパン屋にも並んでいるポンデクェージョですが、私は98年末に本場のブラジル人からその存在を教えてもらったのでした。

他のメンバーは?と当たり障りの無い質問をし、その後「まずコレは言わなきゃ」と思っていたことを。VIPERの曲も聴きたいよ、と。ラファエルいわく、一度演ったことがあるそうです。その時はVIPERのベースが飛び入りでプレイしたという様なことを言ってました。その時は"LivingForTheNight"のイントロだけやって"NothingToSay"に移行したパターンの事なのかな?とl勘違いし、「あ、そのLiveのブート持ってる」と言ってしまった(^^;)。するとラファエルが「ブートレグは簡単に手に入るのかい?」と。「うん、いくつかの店で売ってる」と答える私。ってよく考えたらそれって西新宿のごく一部の地域での話ジャン! ウソ教えてしまったのかも。

次に、"Fireworks"のブックレットのサンクスリストにあるEDDI ANTONINIというのはイタリアのSKYLARKの事?と訊いてみました。なんてマニアックな質問を初っぱなに仕向けてるんでしょうか、ワタクシ。ラファエルは「え?なに?誰?スカイラーク?」という反応。隣のアンドレに尋ねてます。そして「ミラノのジャーナリストで車で色々連れてってもらったんだよ」とのことでした。SKYLARKというバンドは知らない模様(苦笑)。という話をSKYLARK日本代理人のJINさんにしたら、エディはミラノ在住だし昔音楽雑誌かなにかで記者やってたらしいのでやっぱり同一人物では?ということなのですが、真相は不明。

その後、あっさり話題に詰まり、「今バレーボールのワールドカップを日本でやってるんだけど知ってる?」とかどうでもよさ全開の話題を持ち出すオレ。いや、決勝がブラジルとキューバだったんだよ確か!しかもラファエルに「どっち勝ったの?」と訊かれ、「・・・キューバ(ブラジル負けたよ)」と答えるオレ。しかも「ブラジルではバレーボールは人気ある?」と、このどうでもよい話題を尚も一生懸命引っ張るオレ!

隣の女の子が頑張ってラファエルと「ライブで"CarryOn"が聴きたい」とか話しているのを横で聞いている私。Live後ならばLiveの感想を伝えるとか、話題も膨らもうというものですが、これからLive、アルバム出たのは数カ月前、となると何を話せばいいのやら・・・。悩む私を尻目に彼女は突っ走りました。カバンからテープを取り出し、「私もバンドをやってるので聴いて欲しい」とラファエルにそれを手渡す。おおぉ、なんて大胆な。

しばしヘッドフォンで聴くラファエル。"CarryOn"のコピーとオリジナル曲を聴いてもらったらしいのだが。

ラファエル「"CarryOn"はもっとゆっくりプレイした方がいいと思うよ

・・・ブート聴く限り、アナタ達、昔めちゃくちゃ速く演ってませんでしたっけ?(笑)

ラファエル「この曲はオリジナルなのかい?凄く気に入ったよ」

するとどれどれ?とばかりに私の前のブラジリアンも彼女のバンドのテープを聴き出す。これを機会にこのブラジル人も話に加わるようになり、結果的に私が一番多く話をしたのはこの非ANGRA構成員ブラジル人になってしまったのだった。

Matos&Me

Rafael&Me&..
このヒトだよ!ハンディカム係のブラジル人↑

 このおじさん?は何物か?というと、「ドラマーのリカルドの友人だ」と本人談。幼馴染みと言っていたかも知れませんがもはや記憶にないのデース。メイデンやプリーストは良いよね!聴かないのかい?などと語られる。当時の私はメイデンやプリーストは殆ど聴いたことがなかった。で、この人ハンディカムまわしていた訳で、「これでキミはブラジルで有名人だよ」とかのたまう。むむむ、このファン4人の中で男はオレ独りです。日本男児はみんなこんなだと思われてしまうのですか? ちょっと緊張。

 席の反対側ではシオリさんとアンドレがぺらぺら喋っています。や、ホントによく喋るんだねアンドレって。

 どう言うタイミングか忘れましたがオートグラフ頂きタイム。"ANGELS CRY" "Holy Land" "Fireworks"のジャケットにサインを頂きました。サインが映えるだろう、と白のボールペンを持参していったのですが、書きづらそうでちょっと申し訳なかったです。他の人はサインペンを用意してましたね。アンドレは白のボールペンに興味を示していました。ラファエル兄さんは「名前は何だい?JUN?OK」とかいいつつGから書き出しました(笑)。

〜つづくよ〜