■全国で「9条を変えるな!」キャラバン、走る!

 全国で今、キャラバンカーが走っています。「憲法9条を変えるな!百万人署名」を訴えるためです。7月から準備が行われ、9月1日から東北、新潟、首都圏、関西圏、そして各県ごとに宣伝カーを用意してキャラバン活動を開始しました。
 9月1日、安倍晋三・官房長官は自民総裁選への立候補を正式表明、同時に「憲法改正」をはじめとした政権構想をうちだしました。いよいよ改憲阻止の本格的な決戦です。安倍・改憲政権に立ち向かう9月全国キャラバンです。全国のみなさんの参加とご協力をお願いします。(左の写真は9月10日の千葉市)

●首都圏・関東圏のキャラバン報告
 FAXニュース bP bQ

 首都圏キャラバン速報

●関西キャラバン速報
 兵庫県連絡会のホームページ http://hyogo100man.sytes.net/index/
 関西連絡会のホームページ http://www.geocities.jp/kansaihyakuman/ 
 http://www.geocities.jp/kansaihyakuman/news/kansaicaravin.htm

●東北、新潟県のキャラバン報告
 新潟県推進委員会のホームページ http://www17.plala.or.jp/ni100/index.html
 必見!東北キャラバンニュース bQ bR bS bT bU bV bW


■憲法9条を変えるな!5・20全国集会に630名!

 5月20日は、待ちに待った百万人署名運動の全国集会である。昨日からの雨も止んで、いい天気だ。夜勤明けの疲れた体も少しは軽く、チャリ(自転車)のペダルを踏めるというものだ。私たちの連絡会では署名用紙の文案で、事務局提案をたたき台にして、会員からかなりの意見を出してもらって、議論を続けてきた。
 今日はそうした多くの意見を参考にしながら、呼びかけ人会議で決定された全国集会で、署名運動を大々的に始めることを宣言する日でもあるという。
 この間、私は地元の42人の人に署名運動への参加要請の手紙を書いて、訴えてきた。80歳を過ぎる女性は体を壊して、まだ寝たり起きたりの状態だが、お見舞いの人からどんどん署名をとったといって早速50筆の署名と、賛同会費を送ってくださった。何人がこの運動に参加してくれるだろうと不安と期待のないまぜな日々の第一日目というわけでもある。
 集会は、呼びかけ人の栗原君子さんの挨拶で始まった。「参議院で3分の1の護憲派を作ることができれば9条を守り通せる。護憲の共闘を!」という訴えは、小田原さんの提起にもあったように、来年の参院選で改憲反対が争点になるような大きな署名運動を作り上げることを当面の目標にするということだろう。
 永井憲一さんの講演には疲れた体も忘れて引き込まれた。個人史も織り交ぜて面白くわかりやすかった。「近代憲法とは人権宣言書であり、これを国に守らせるのが憲法。改憲派の連中は憲法には義務が書いてないというが、それは当たり前。義務とは国民相互間の義務であり、政府に対するものではない。憲法には権利だけが書いてあればいい」と。議員の発議によってできた条文など歴史的事実をもって「押し付け」論を批判するなど、もっと改憲派の「為にするウソ」に反論できる勉強も大切なことを痛感させられた。
 若桑みどりさんの舌鋒鋭い「戦争とジェンダー」の講演は、男らしさ、女らしさの行き着くところは「産めよ増やせの戦争体制」ということで「ウン、ウン」とうなづいていた。
 今日は盛りだくさんの企画で、シール投票の話、「小異を残して大同につく」を強調しての運動提起。港湾労働者や教員の戦争協力にNO!の闘い。みんな、できればもう少しゆっくり聞きたい話ばかりだった。初めて参加された方も納得できる集会だったと思う。(東京東部連絡会・山


■自民党の「新憲法案」、改憲のための「国民投票法案」を批判する!

 →全国通信98号より 伊藤真さん(法学館憲法研究所所長、伊藤塾塾長)
  「日本国憲法の理念をふまえ、憲法改正国民投票法案の問題点を考える。」

 →全国通信97号より 浦部法穂さん(名古屋大学教授)
  「自民党『新憲法草案』を斬る! 『改憲』論はクーデターの企て」