過去に試作した最大規模のアンプは EL34/6550 パラレル超三結シングル・アンプ (2000/09) であり、同時にその専用外部電源を製作しました。 以後その電源を有効に利用すべく、収容ケースを更新し汎用性を備えるための改造を重ね、一号電源 (PS1) と番号付けしました。(2003/06)
一号電源は一時は二号電源 (PS2) とに同一規模にて分割したが、その後初期の規模に戻しました。 二号電源は改造して別項の 25CD6-GB 準超三結 PP アンプ専用兼小型アンプ対応電源となりました。(2004/05)
上記の一号電源では過剰仕様、サイズと重量が大で運搬の支障となる場合もあり、別途に小型共用外部電源として三号電源 (PS3) を別項に示すパワー IC ドリブン各種アンプおよび小型アンプ用の共用外部電源としてコンパクトに纏めました。 (2004/07)
三号電源 (PS3) は、別項の「パワー IC ドライブによる、CV18 A2級 パラ S, 6N7/6N7GT/UZ79 B級兼 CV18 A2級 PP」の整備時に別途の共用外部電源として、また電源要求が 250V100mA/6.3V3A 程度の小型アンプ用対応を含めて新造しました。(2004/07)
一号電源の仕様 (2004/07)
◇ B 電源:一系統のみとする。
供給電圧:
殆どの対象は 260V-340V の間 20V 毎位の可変に収まる。
但し 120V-200V 間 20V 毎位に可変できる需要があり、これにも対応する。
供給電流:
シングル・ステレオ、またはプッシュプル・モノラルを対象に無信号時に
400mA 程度、大容量キャパシタを併用して、ピークに備える。
◇ ヒーター電源:三系統とする。
初段〜ドライバ段〜出力段用として 6.3V5A を二系統。
他に、パワーIC ドリブンの各種アンプ用として、DC 12V1A を一系統、
・・・初段またはドライバ段用の電源が不足の場合には利用可能とする。
供給電圧 (6.3V):
原則 6.3V 対応とし、12.6V 他の設定は利用するアンプ側の結線等にてカバーする。
但し、予め 6.3V 二系統の位相を合わせておき、利用機器側にて直列接続する。
供給電流 (6.3V):
初段〜ドライバ段に6.3V0.6A を割り当て、出力段は最大を 6550 二本に
限定して 2.2Ax2=4.4A、合計 5A とする。
上記の仕様にて下記アンプにて利用可であり、今後試作予定の中規模〜大規模アンプにも対応できそうです。
◆6Y6GT/EL34/6550 準超三結 PP アンプ・・・・これが対応できる最大規模
◆スーパーユニバーサル超三結 C/R 結合アンプ
◆パワー IC ドリブン CV18 A2 級 パラシングル・アンプ(別途に専用の三号電源を用意 2004/07)
◆パワー IC ドリブン CV18 A2 級 PP/ 6N7/6N7GT/UZ79 B 級 PP アンプ(同上 2004/07)