山戸朋盟(竹男)自己紹介

  幼い頃、ラジオで聞いたり本で読んだ『笛吹き童子』や『紅孔雀』などの影響か、私は笛というものに どこか神秘を感じ、心を引かれていました。大学に入学と同時に尺八部に入り、師範でいらっしゃった 山口五郎先生について尺八を習い始めました。先生は、当時はお若かったのですが、琴古流尺八竹盟社宗家で、 後に人間国宝になられました。私は先生の芸と人格を神のように崇拝し、以来35年間尺八を吹き続けています。山口五郎先生は、悲しい事に、1999年1月3日他界されました。 何事にものめり込むと徹底する性格の私は、自分の思い通りに演奏できる理想の尺八を自分で作る以外には 名人になる方法はないと考え、1969(昭和44)年、初代海老沼竹揚先生に入門して尺八製作の研究を始めました。 以来、演奏と製管を並行して研究してきました。
  CAI(コンピュータを利用した学習指導)は、1985(昭和60)年以来の、私のもう一つの研究分野です。 古文、英語、英作文などの学習ソフトの実作と制作理論を研究し、ハイロード(Highroad)シリーズとして 学習ソフトを開発・発表してきました。

楽歴

1946年 千葉県木更津市に生まれる。
1965年 東京大学に入学とともに尺八を学び、山口五郎師(後に人間国宝)に師事。
1967年 (武満徹『ノベンバー・ステップス』を作曲。)
1969年 NHK邦楽技能者育成会第14期卒業。
講師は吉川英史、杵屋正邦、山川直春、藤井凡大の諸先生。
1970年 製管宗家初代海老沼竹揚師に師事、尺八の製作を学ぶ。
1972年 NHK邦楽オーディション合格(「夏の曲」を放送)。
スイスのローザンヌで行われた世界ユース・オーケストラ・フェスティバルに
日本代表として参加。東京ユース・シンフォニー・オーケストラと共演。
同時にスイス、フランス各地を巡演。
1973年 東京大学文学部国文科大学院修士課程修了。(平安朝文学専攻)
1975年 レコード「尺八の世界」(日本コロンビア発売)で「鹿の遠音」を演奏。
1977年 琴古流尺八竹盟社宗家山口五郎師の直門として皆伝を免許され、
朋盟の号を許される。第一回リサイタルを開催(abc会館ホール)。
(山口五郎演奏『巣鶴鈴慕』、ボイジャー2号で宇宙へ。)
1979年 第二回リサイタルを開催(abc会館ホール)。
オーストリアのウィーンで行われた世界青少年音楽祭に日本代表として参加。
1980年 第三回リサイタルを開催(日刊工業ホール)。
1980年 「日本音楽研究会」(豊島区民センターホール)開催。
1981年 日仏文化交流協会の招きにより、シュトラスブール・コルマールにて公演。
1982年 「日本音楽の夕べ」(草月会館ホール)を開催。
1984年 CD「日本の伝統 尺八 山口五郎」で、「鹿の遠音」を山口五郎と共演。
1990年 三曲合奏大全集(NHKサービスセンター発売)で、井上道子・岩田柔柯と
共演。
1992年 カセットテープ「邦楽名曲特選 筝曲」(朝日録音出版株式会社)で、
「秋に寄す」、「南部牛追唄による幻想曲」を柳井美加奈と共演。
CD「日本の音 尺八 山口五郎」で、「千鳥の曲」を山口五郎と共演。
1999年 5月 「第一回尺八ライブ in 邦J倶楽部」開催。
11月 「第二回尺八ライブ in 邦J倶楽部」開催。
2000年 1月 「尺八ライブ in 成蹊 Highschool」開催。
現在まで、竹盟社竹朋会を主催。竹盟社理事(教育担当)。横浜市青葉区三曲協会会長。日本三曲協会会員。琴古流協会会員。東京大学尺八部OB会会員。尺八製作師。放送、演奏会に活動中。

学歴・職歴

1946年 千葉県木更津市に生まれる。
1965年 東京都立西高等学校卒業。
1965年 東京大学に入学。
1967年 文学部国文科に進級(平安朝文学専攻)。
1971年 文学部国文科大学院に進級。
1973年3月文学部国文科大学院修士課程修了。
1973年4月 私立成蹊中学高等学校に国語専任教諭として奉職。
1987〜89年3月 代々木ゼミナール講師(古文・漢文を担当)。
1989〜96年3月 駿台予備校講師(古文を担当)。
2005年3月 私立成蹊中学高等学校を定年退職。
2005年6月〜
2008年3月
インターネット個別指導塾アイリス授業アドバイザー。
2010年4月〜
2012年3月
私立成蹊高等学校非常勤講師。