<村を歩いて>      <布袋屋通信>

第13回目は、下道地区の田圃に入る堰を紹介します。

下道の前田には、田沢川堰と呼ばれる独特な堰が設けられ
灌漑用水として使われている。

明治39年5月
田沢川から用水を引く工事が始まり


この通称一本橋のたもとに
取水口が設けられた

田沢川堰はここから始まる

堰の水は
春夏秋冬を通し
この水門で水量が調整される


水のいらない季節には
ここから田沢川に返される

昭和6年5月
田沢川堰を守ってもらうために
建立された水神様

田沢に入る旧道の入り口にあり
今も堰を守っている

明治の時代から今も流れる堰の水


ここからは
昭和の土地改良工事で様変わりした
昔のどじょうやふなはいなくなった
その代償として豊かな実りを得ている

下道地区の大半はこの美しい田園風景

田沢川堰のおかげで
今も生活が守られている

 

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