<村を歩いて>      <布袋屋通信>

第一回目は、慈恩寺山の頂上までを紹介します。

下道と慈恩寺を結ぶ鳥居坂 
坂の始まりにこの鳥居がある
この日は朝から快晴、雲ひとつ無い青空に
鳥居が映える

鳥居坂を上ると突き当たりに熊野神社
熊野神社は延宝九年(1681年)竣工
県指定の有形文化財


ここには児童公園が設けられている
本殿はまだ雪除けシートで覆われていた
軒下の白いものは雪

熊野神社を過ぎると高さ29mの三重の塔
文政十三年(1830年)落成
市指定の有形文化財


慈恩寺のシンボルの一つである

三重の塔の隣には観光会館がある
名物はところてん  
観光会館の前を通り、慈恩寺の山門に着く
山門には、蜜迹金剛、那羅延金剛の仁王


雪除けシートで仁王の御姿は見えなかった

山門の奥には慈恩寺の本堂がある
慈恩寺は神亀元年(724年)僧行基が開山
天平十八年(746年)
印度僧婆羅門僧正が開基
本堂は数度の火災に遭い
現在の本堂は永正五年(1508年)再建
茅葺屋根は日本一の大きさで
国指定の重要文化財

数々の歴史を持つ慈恩寺
その山の頂に立つ
ここは標高271mの山王台公園
見晴台から眼下を望めば
  寒河江川の流れや村山盆地が一望出来る 
雪解けまもない盆地にはまだ緑がない

 

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