名峰米山が海岸部にまでその裾野を広げてるため、海岸沿いの北国街道(現在は国道8号線が通る)には、米山峠がある。
その峠の海岸沿いに突き出た岬、それが『聖が鼻』である。
名称の由来は良く知らないのだが、私見で述べれば・・・見た目イノシシというかナウマン象というか・・・とにかく動物の鼻先に見えるからではないだろうか?
手前の部落は旧鉢崎(現米山町:柏崎市)である。
柿崎町と柏崎市の境に位置する、霊場『大清水観音堂』。
町村合併以前は、旧柿崎に属していたのだが、現在は柏崎市である。
地元民(?)は、「おおしみず・・・」とはあまり言わない。
「おしみず」と略してしまう(一概には言えないけれど)。
「だいせんじ」なんて、全く言わない!(笑)
国道8号線、柿崎〜柏崎間にある「米山海岸P(駐車場)」、柏崎側並びのラーメン屋の隣から、柏崎市が新たに造成した参道を自動車で登ると、およそ5分で到着。(但し勾配が急、ヘアピンカーブも多い!)砂利の引いてある駐車場が最近整備された。携帯のアンテナも建っている(笑)
昔ながらの参道は柿崎側から切ってあるが、今は利用者も少なく、荒れ放題。徒歩なら何とか可能か?
写真を撮った日はどんより曇っていたためハッキリしないが、観音堂の前からは柿崎の町並みを望める。
現在は柏崎市の土地であるが、信仰的には柿崎・頸城方面との関係が深いのかもしれない。
実際、私(horaka)の母はこの近辺の部落(現柿崎町)の出で、幼い頃この観音堂のお祭りに来たことがあるという。
観音堂の西側には、茅葺き屋根の山門がひっそりと建っている。両サイドにはしっかり仁王様が鎮座。形式的には申し分のない門のはずだが・・・
この写真撮影の背後が正式な参道のはずだが今は人も通わぬ獣道(獣も通らない?)になっている。
実はこの参道を下っていったところに、柿崎町の「岩平」という部落が以前はあったのだが、過疎と高速道路の建設等で部落は消滅、今はただ跡地のみとなっている。
この部落の消滅が参道の消滅へと繋がってしまったらしい。
だが時に、草が刈ってあるとの情報もある(?)
私も詳しいことは良く知らないのだが、この大清水観音堂、お祭りの時にはこの馬の像に観音様を乗せて、近隣を廻ったらしい。
この写真は最近柏崎市立博物館で、米山とその近隣の史跡を特集した展覧会があり、そこに出品されていた木馬を、係りの方のご厚意で撮影させていただいたものだったりする。
母の記憶では(笑)もっと汚い馬だったらしいが、流石に展示するためお色直しをしたらしい。
さて、御本尊の観音様だが・・・うまく撮影できないので、興味のある方は実際に行って確かめてもらいたい。その時は山門の仁王様もチェックしてね!
大清水の観音堂は、季節を問わずこのように雨戸がピッチリと閉まっている。
海沿いの土地柄、風雨に曝され易いためと思われる。もちろん参拝者は中に入ってお参りする。
鍵は掛かっていないので、心配しなくても良い。
中は真っ暗だが照明設備・・・というか、蛍光灯のスイッチがあるので大丈夫。
お堂の中にこんな柱を発見!
本当かしら?「日本一 萩の柱」
確かにあまり聞きませんけどね>萩の柱
何方か情報・うんちく、聞かせて下さらないかしら?
観音堂のあるところから、柿崎側の車道(といっても荒れていて農道のようになっているが)の方に少々下ると、ここの名称の由来ともなっている、「清水」が湧いている。
ハッキリ言ってとっても小さくて地味である。
horakaが小学生の頃、遠足で柿崎側から登り、この清水で咽の渇きをいやした記憶がある。とても美味しかった。
小学生の足では結構な距離であった(今でもダメだな)。その時の印象ではもう少し立派な清水だったような気がするのだが。
自分が大きくなったのか(笑)清水が小さくなったのか。
わざとらしい「清水アル」の表示がなければ、見過ごしてしまうかもしれない。
寂れた霊場・・・一人散策するには夕方がよいかも。